F1レッドブルの角田裕毅は、現地5月17日のF1エミリア・ロマーニャGP(イタリア)予選で大クラッシュを喫した。予選後には自身の無事を報告しつつ、「本当に愚かなミスだった。不必要に強くプッシュしてしまった」(英メディア『THE RACE』より)と反省。Q1をソフトタイヤ1セットで乗り切ろうという意図があったと明かした。
この角田自身のミスによる大クラッシュには、海外の専門メディアから厳しい反応が見られた。
【動画】角田裕毅のマシンがクラッシュで宙を舞う“衝撃の光景” 同メディアは、角田が語った「自分なら対応できるという自信があった。言い訳になるけど、正直なところクルマの経験、クルマのアップデート、そしてクルマの反応は予想外だった」とのコメントを紹介。そして以下のように断じた。
「角田は要するに、もっと賢明な判断を下すべきだったと言っているのだ。彼(角田)は間違ったタイミングで不必要なリスクを冒した。そして、それはRB21への言い訳では済まない」
また、今回マクラーレン勢らにマックス・フェルスタッペンが肉薄する一方でセカンドドライバーがクラッシュした状況が「レッドブルで最悪の時期を過ごしていた頃のセルジオ・ペレスと重なる」と続けた同メディア。成功のチャンスはまだ残されているものの、レッドブルは「そのような猶予を無期限に与えられる場所ではない」と警鐘を鳴らした。
そしてクラッシュを喫したシチュエーションという意味でも「特に悪いタイミング」と同メディアは続ける。それは舞台となるイモラ・サーキットの特性上、オーバーテイクによる後方からの追い上げが非常に困難である点に加え、トリプルヘッダー初戦でいきなり出ばなをくじかれた形となってしまったため。「厳しいトリプルヘッダーで有利なスタートを切るどころか、角田は勢いと自信を失わせるクラッシュでバリアに接触してしまった」と今後に向けても悲観的な見方を示した。
「チームはできるだけ十分に僕に対するプレッシャーを軽減するようサポートしてくれている」と今回のクラッシュの原因がチームからのプレッシャーではないと示唆した角田。とはいえトップチームに結果が求められており、レースでどこまでポジションを上げられるか注目だ。
構成●THE DIGEST編集部
【画像】世界を舞台に活躍する日本人F1ドライバー、角田裕毅の車から離れたオフの表情を厳選して紹介!
この角田自身のミスによる大クラッシュには、海外の専門メディアから厳しい反応が見られた。
【動画】角田裕毅のマシンがクラッシュで宙を舞う“衝撃の光景” 同メディアは、角田が語った「自分なら対応できるという自信があった。言い訳になるけど、正直なところクルマの経験、クルマのアップデート、そしてクルマの反応は予想外だった」とのコメントを紹介。そして以下のように断じた。
「角田は要するに、もっと賢明な判断を下すべきだったと言っているのだ。彼(角田)は間違ったタイミングで不必要なリスクを冒した。そして、それはRB21への言い訳では済まない」
また、今回マクラーレン勢らにマックス・フェルスタッペンが肉薄する一方でセカンドドライバーがクラッシュした状況が「レッドブルで最悪の時期を過ごしていた頃のセルジオ・ペレスと重なる」と続けた同メディア。成功のチャンスはまだ残されているものの、レッドブルは「そのような猶予を無期限に与えられる場所ではない」と警鐘を鳴らした。
そしてクラッシュを喫したシチュエーションという意味でも「特に悪いタイミング」と同メディアは続ける。それは舞台となるイモラ・サーキットの特性上、オーバーテイクによる後方からの追い上げが非常に困難である点に加え、トリプルヘッダー初戦でいきなり出ばなをくじかれた形となってしまったため。「厳しいトリプルヘッダーで有利なスタートを切るどころか、角田は勢いと自信を失わせるクラッシュでバリアに接触してしまった」と今後に向けても悲観的な見方を示した。
「チームはできるだけ十分に僕に対するプレッシャーを軽減するようサポートしてくれている」と今回のクラッシュの原因がチームからのプレッシャーではないと示唆した角田。とはいえトップチームに結果が求められており、レースでどこまでポジションを上げられるか注目だ。
構成●THE DIGEST編集部
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