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バレーボール

欧州CL制覇を狙う石川祐希。圧巻のパフォーマンスをみせた準決勝直後を直撃!「いつ何時も力を発揮できる準備をしている」

佳子S.バディアーリ

2025.05.19

欧州CL制覇を狙う石川。準決勝の圧巻パフォーマンスを振り返った。写真:佳子S.バディアーリ

欧州CL制覇を狙う石川。準決勝の圧巻パフォーマンスを振り返った。写真:佳子S.バディアーリ

 欧州制覇へ王手だ!

 バレーボール男子日本代表をけん引する石川祐希が、ポーランド・ウッチ市で開催中の2024-25シーズンCEVチャンピオンズリーグ(CL)ファイナル4で、所属先のシル シコマ モニーニ・ペルージャを決勝進出へ先導する圧巻のパフォーマンスを披露した。

 ハルクバンク・アンカラ(トルコ)との準決勝をセットカウント3-0(25-23、25-23、25-22)で制したペルージャ。石川は、負傷離脱のアウトサイドヒッター(OH)ポーランド代表カミル・セメニウクに代わって欧州4強が王座を争う最高峰の舞台に立ち、両チーム最多19得点を叩き出すMVP級の大活躍を見せつけた。

 高揚したまま取材が許されるミックスゾーンに現れることを想像していたが、大仕事をやり遂げた石川の声色は驚くほど落ち着いていた。まさに泰然自若。そんな空気をまとっていた。
 
 今季のペルージャが目指したのは、各大会での決勝進出。それを踏まえ、「まずは目標であった決勝へ進めて嬉しい」と心境を述べた。
 
 続けて、まずは第1セット開始早々にレセプションが乱れた場面に言及。「最初、フロートサーブの対応で少しレセプションが良くなかったですけど、後半は立て直せたかな」と振り返り、試合出足の失点が悔やまれる様子だった。

 次に3セット目に発生した、ふくらはぎの筋肉痙攣に関しては次のようなコメントをしている。

「途中から脚がつってしまいましたけど、よくあることなのでそんなに心配することないですし...嬉しいことに明日1日空くのでしっかりとコンディションを整えて、(決勝の)日曜日はまたベスト(な状態)へ持っていきたいです」

 決勝まで中1日。どうやら日程も石川に味方してくれているようだ。
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