現地5月24日、卓球の世界選手権(カタール・ドーハ)は混合ダブルス決勝が行なわれ、世界ランク21位の吉村真晴(31)/大藤沙月(21)ペアが中国の最強ペア・王楚欽/孫穎莎(同8位)にゲームカウント1-3(7-11、8-11、11-7、8-11)で敗れた。日本勢として2017年以来の金メダルは届かなかったが、10歳差の新鋭ペアは大舞台で価値ある銀メダルを手にした。
【動画】最強ペアから1ゲーム奪取!大吉ペアが反撃の狼煙を上げた実際の映像
勝った方が世界一になる最終決戦。第1ゲームは“大吉ペア”がまず3連続得点で好発進。しかし中国ペアが一気に牙を向き、4連続得点で逆転する。王楚欽/孫穎莎がここぞでロングサーブ、チキータなどで連続得点を重ね、4-10とゲームカウントを握る。大吉ペアも3連続得点で追い上げるが、大藤の返球がアウトになり最強ペアが先取する。
第2ゲームは日本ペアが再び先制するも、相手のサービスに苦戦。3-5とリードを奪われるが、吉村の強打が炸裂。常に先手を奪われる展開ながら1点ずつ取り返して7-7の同点に追い付く。だが王楚欽の長いサーブ、バックを大藤が返せず再びリードを許して8-10。最後も王楚欽の強打が決まり、大吉ペアは連取される。
2ゲーム連取されるも粘り強く食らい付いていく大吉ペアは第3ゲームを6-3とリード。大藤のサーブから吉村が強いフォアを放つ息の合ったコンビネーションをみせる。一時追い付かれるが、日本ペアが3連続得点で突き放しゲームカウントを握ると、最後は吉村のチキータが決まり、最強ペアからこのゲームを奪取した。
負けられない第4ゲームは大藤が王楚欽の強打を、吉村が孫穎莎のサーブをうまく打ち返す互角の展開。格上相手に息詰まる接戦を1本ずつ返していき8-5とリード。だが最強ペアが底力をみせ5連続得点でマッチポイント。最後は王楚欽の強打を大藤が返せず力尽きた。
パリ五輪金メダルペア相手に堂々と頂上決戦の舞台で戦い抜いた大吉ペア。世界ランク1位、パリ五輪銅メダリストを次々と撃破した快進撃は確かな爪痕を残した。
構成●THE DIGEST編集部
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