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モータースポーツ

「今週末は面白くなりそう」 角田裕毅、規定変更実施のスペインGPにポジティブな反応! 各方面からの厳しい見方を払拭できるか!?

THE DIGEST編集部

2025.05.30

モナコGPでは17位に終わった角田。スペインで巻き返したい。(C) Getty Images

モナコGPでは17位に終わった角田。スペインで巻き返したい。(C) Getty Images

 F1はトリプルヘッダーの最終戦となる第9戦スペイン・グランプリが今週末に開催される。

 レッドブルの角田裕毅は、第8戦モナコGPでは予選12番手が響いて決勝はノーチャンスのまま17位フィニッシュ。レーシングブルズ昇格後の7戦で入賞3回、獲得ポイントは7に止まっており、カタロニア・サーキットでのレースウィークエンドで流れを変えたいところである。

 【画像】世界を舞台に活躍する日本人F1ドライバー、角田裕毅の車から離れたオフの表情を厳選して紹介
 スペインGPでは、いよいよ「フレキシブルウィング」の規制強化が開始され、これまでフロントウィングに荷重がかかった際のたわみの許容値は15mm以内とされてきたが、今後は10mm以内となる。これについて、ウィリアムズのジェームズ・バウルズ代表は今季初めに「一部のチームにとっては深刻な影響を及ぼすだろう」と述べ、またフェラーリのフレデリック・バスール代表は、勢力構図において「リセット」あるいは「ゲームチェンジャー」になり得る可能性があると予想していた(F1公式サイト『F1.com』より)。

 一方で、他のチームは影響を軽視し、英国のF1専門サイト『PLANETF1.COM』も「マクラーレンとメルセデスが最も危険に晒されているといわれるが、F1に“特効薬”はなく、フロントウィングはF1マシンの一部に過ぎないことを考えると、シーズン途中の規定変更でさほど広範囲にわたる影響を及ぼす可能性は低いと思われる」との見解を示している。

 このような点で大きな注目を集めるであろう週末に向けて、角田は「今はスペインに集中し、ここで良い結果を出すことを目指しています。僕はバルセロナでのレースが好きだし、このサーキットも大好きです。スペイン料理も最高です! このサーキットは、全てのドライバーがよく知っています。ここでたくさんテスト走行をしてきましたし、レギュレーションの変更もあって、今週末は面白くなりそうです」と意気込みを語り、以下のように続けた(オランダのF1専門サイト『F1MAXIMAAL.NL』より)。

「ここはコーナーのバリエーションと長いストレートの組み合わせがあるので、より車に競争力があることを願っています。ここ数週間は慌ただしかったですが、欧州のファンの前に戻ってこられたのは嬉しいし、家から近いのも良いです。チーム全体で全力を尽くし、バルセロナで良い結果を出して、トリプルヘッダーをポジティブに締め括られればと思っています」
 
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