共通点はある。
6月1日の国内リーグワン・プレーオフ決勝に臨む東芝ブレイブルーパス東京、クボタスピアーズ船橋・東京ベイは、いずれも部員同士の仲の良さで知られる。
かつ、大型選手を擁して肉弾戦を好む。それぞれにリーチ マイケル、ファウルア・マキシといった、日本代表(キャップ=代表戦出場数はそれぞれ87、15)でもある献身的なナンバーエイト兼主将がいる。
【画像】世界の名プレーヤー30選
ひとりで勝負を変える才能がいるのも共通点だ。
ニュージーランド代表56キャップのリッチー・モウンガは、ブレイブルーパスのスタンドオフとして美技を連発。コベルコ神戸スティーラーズとの準決勝では、一撃で得点機をもたらす好キック、要所でのランが光った。
かたや南アフリカ代表76キャップのマルコム・マークスは、スピアーズのフッカーとしてスクラム、衝突局面を先導。セミファイナルでも豪快な突進をスコアに昇華した。
指揮官のキャラクターも近しい。内なる厳しさを、穏やかな態度でくるんでいるような。
ディフェンディング・チャンピオンのブレイブルーパスが誇る「トディ」ことトッド・ブラックアダーヘッドコーチについて、日本代表4キャップでフルバックの松永拓朗が話す。
「自分たち(選手)が満足していないかなという試合も、トディは褒めてくれる。おかげで自信を持って臨める」
スピアーズでは、フラン・ルディケヘッドコーチが先のセミファイナルの直前にパワーワードを残していた。フッカーの江良颯が紹介する。
「プレッシャーと友達であり続けろ、と。その言葉でプレッシャーを楽しもうと思えました。自分のなかでいい言葉でした」
似た者同士に見えなくもない両軍だが、頂点に迫るまでの過程は異なる。
レギュラーシーズン12チーム中1位で、プレーオフには準決勝から参加のブレイブルーパスは、リーグ最多得点と攻撃が売りだ。かたや同3位で準々決勝から山頂に近づくスピアーズは、リーグ最少失点と守備が光る。
6月1日の国内リーグワン・プレーオフ決勝に臨む東芝ブレイブルーパス東京、クボタスピアーズ船橋・東京ベイは、いずれも部員同士の仲の良さで知られる。
かつ、大型選手を擁して肉弾戦を好む。それぞれにリーチ マイケル、ファウルア・マキシといった、日本代表(キャップ=代表戦出場数はそれぞれ87、15)でもある献身的なナンバーエイト兼主将がいる。
【画像】世界の名プレーヤー30選
ひとりで勝負を変える才能がいるのも共通点だ。
ニュージーランド代表56キャップのリッチー・モウンガは、ブレイブルーパスのスタンドオフとして美技を連発。コベルコ神戸スティーラーズとの準決勝では、一撃で得点機をもたらす好キック、要所でのランが光った。
かたや南アフリカ代表76キャップのマルコム・マークスは、スピアーズのフッカーとしてスクラム、衝突局面を先導。セミファイナルでも豪快な突進をスコアに昇華した。
指揮官のキャラクターも近しい。内なる厳しさを、穏やかな態度でくるんでいるような。
ディフェンディング・チャンピオンのブレイブルーパスが誇る「トディ」ことトッド・ブラックアダーヘッドコーチについて、日本代表4キャップでフルバックの松永拓朗が話す。
「自分たち(選手)が満足していないかなという試合も、トディは褒めてくれる。おかげで自信を持って臨める」
スピアーズでは、フラン・ルディケヘッドコーチが先のセミファイナルの直前にパワーワードを残していた。フッカーの江良颯が紹介する。
「プレッシャーと友達であり続けろ、と。その言葉でプレッシャーを楽しもうと思えました。自分のなかでいい言葉でした」
似た者同士に見えなくもない両軍だが、頂点に迫るまでの過程は異なる。
レギュラーシーズン12チーム中1位で、プレーオフには準決勝から参加のブレイブルーパスは、リーグ最多得点と攻撃が売りだ。かたや同3位で準々決勝から山頂に近づくスピアーズは、リーグ最少失点と守備が光る。