F1レッドブルの角田裕毅は現地５月31日、第９戦スペインGP予選に臨み、20番手タイムでQ1敗退となった。

【画像】世界を舞台に活躍する日本人F１ドライバー、角田裕毅の車から離れたオフの表情を厳選して紹介 　角田は３回のフリー走行ではグリップ不足に苦しみ、９、13、14番手とタイム面では低迷した。前週エミリア・ロマーニャGPでのクラッシュによって新フロアが使用できないため、チーム顧問であるヘルムート・マルコ博士からは予選での苦戦を予想されていた（『Sky Sports Germany』より）。

　重鎮の予想通り、予選Q1最初のアタックで１分13秒847で19番手タイム。さらにフロアの確認をチームに要求するなど、トラブルを抱えている様子だった。

　そして最終アタックでもタイムを伸ばせず。記録した１分13秒385は全20台のなかで最も遅いタイム。この結果に角田は無線で、「正直クリーンなラップだった」とミスによるものではないと明かした。

　チームメイトのマックス・フェルスタッペンは２番手で通過。古巣レーシングブルズのリアム・ローソンが８番手、アイザック・ハジャーが15番手でQ1突破を決めた。

構成●THE DIGEST編集部

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