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「3セット履いたとしても、突破できなかった」予選20番手の角田裕毅、“原因不明”のペース不足で決勝も苦戦か「クルマが地獄のようにタイヤを食い尽くす」

THE DIGEST編集部

2025.06.01

予選で苦戦し、決勝にも厳しい展望を示した角田。(C)Getty Images

予選で苦戦し、決勝にも厳しい展望を示した角田。(C)Getty Images

 スペインGPの予選で角田裕毅(レッドブル)が最後尾となる20番グリッドに沈んだ。「原因が何なのかわからないし、それに対する答えも持っていない」(海外メディア『AUTOSPORT』より)と角田自身が語るように、フリー走行から続く原因不明の問題に悩まされ、決勝に向けての見通しも決して明るくない状況だ。

 角田は予選を振り返り、「残念だ。正直なところ、ラップ自体は問題なかった。2周ともミスをしたとか、そういうのはあまりない。たぶん3セット(のタイヤを)履いていたとしても、僕には(Q1)突破できなかったと思う」とその問題が根本的なものであると指摘した(F1公式サイトより)。

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「かなり厳しかった」と予選を振り返った角田は、週末を通して問題解決に努めてきたと明かした。「FP1から奇妙な問題があって、グリップが全くない状態だった」と語る彼の苦悩は、セッションを重ねても解消されなかった。

 チームが様々なセットアップ変更を試みたが、状況は好転しなかった。「できる限りの対策を試みたが、問題を解決できなかった。どんなセットアップ変更をしても、まとまりのない感覚があり、全体的な進歩が見られなかった」と角田は説明する。

 さらに懸念されるのが、決勝レースでのタイヤマネジメントだ。角田は「問題はロングランにも影響している」と指摘し、「FP2でのロングランのペースは本当に悪かった」と続けた。さらに気がかりなのは、「何をしても改善せず、このクルマが地獄のようにタイヤを食い尽くし、大幅にデグラデーション(劣化)が起こる」という問題だ。

 66周に及ぶ決勝レースに向けて、チームはセットアップ変更で状況改善を図るが、角田自身は、「より良くなると願っているが、現実的には少し期待できない」と厳しい見方をしている(F1公式サイトより)。

 タイヤに厳しいと言われているカタルーニャでのレースで、角田がどこまで挽回できるか注目される。「周回ごとに何をしてもデグラデーションが進む」という厳しい状況を打破できるかが、決勝レースの鍵となるだろう。

構成●THE DIGEST編集部

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