6月1日、東京競馬場で「第92回日本ダービー(GⅠ、東京・芝2400m)」が行なわれ、1番人気のクロワデュノール(牡3/栗東・斉藤崇史厩舎)が道中好位につけ、直線で押し切った。悲願のダービージョッキーとなった北村友一騎手のもとには騎手仲間から多くの祝福が殺到した。
【動画】悲願ダービー制覇の瞬間!ジョッキーカメラが拾った北村友一騎手の“本音”
レース後、JRA公式YouTubeチャンネルに勝ち馬クロワデュノールの北村友一騎手に装着されたジョッキーカメラ映像が公開されると、その臨場感に競馬ファンは興奮を隠しきれなかった。
大歓声を背にゲートインが完了。北村友一騎手はひと言も言葉を発せず、一心不乱に相棒とともに栄光のゴールを目指した。ラストの直線、早め先頭に立ったクロワデュノールの手綱を激しくしごきながら鞭を入れ、ラストスパートをかけた。他馬の追い上げを許さず、力強い走りでそのままゴールを駆け抜けた。
映像ではファンに向けて北村友一騎手が右手を上げてアピールするも、同騎手からは言葉は出ない。入線後も約30秒ほど沈黙が続いたが、騎手仲間が続々と駆け寄り「ダービージョッキー!」「おめでとう!」「良かったな!」など祝福の声がかかる。その声に「ありがとうございます」と謝辞すると、ようやく「 最高!」と喜びを表した。
ジョッキーカメラの映像を見た競馬ファンは、「こんなにも騎手同士で称え合っていたなんて!」と驚きの声が上がり、ネット上を中心に感動の声が広がっている。
「今まで見た中で一番素敵」
「みんなが友一の苦労と努力を知ってるから...泣」
「レース中にもレース後にも感動がある競馬は本当に素晴らしい」
「感動的な仕上がりになってるね!」
「彼の人柄の良さが垣間見えるね」
「みんなが祝福してくれてるの見ると、泣いちまうよこんなん」
デビュー20年目にして、ダービージョッキーの仲間入りを果たした北村友一騎手は2021年5月に落馬負傷により1年以上の戦線離脱を余儀なくされた。一時は騎手生命だけでなく、日常生活さえも危ぶまれたが懸命のリハビリに励み、22年6月に復帰。大ケガを乗り越え、ようやく掴んだダービー制覇だった。
構成●THE DIGEST編集部
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