バレーボールの最強国決定戦「ネーションズリーグ」は女子の予選ラウンドが各地で行なわれ、前回大会・銀メダルの日本はカナダ・オタワでの同ラウンドでオランダ、セルビア、カナダ、ドミニカ共和国を次々と撃破し、開幕4連勝。参加18か国の中で唯一のオールストレート勝ちで首位に立った。
【画像】女子バレーVNL順位表に日本人騒然...
新生ニッポンが絶好調だ。初戦のオランダ戦で佐藤淑乃が最多18得点の大活躍。NECレッドロケッツ川崎に所属する23歳は今季のSVリーグで最優秀新人賞、ベストアウトサイドヒッターを受賞し、日本人得点王に輝いた。その強打で相手の高いブロックをぶち抜き、白黒発進を決めた。
続くセルビア戦、完全アウェーのカナダ戦は和田由紀子が躍動。左右から鋭いスパイク、サービスエースで相手のリズムを崩すなど2戦連続最多得点を挙げ、日本の攻撃をけん引した。
そして予選ラウンド最終戦のドミニカ共和国は再び佐藤が19得点と大爆発。最多20得点を記録したキャプテンの石川真佑に次ぐ17本のスパイクと2本のサービスエースを決めた。さらに第1セット中盤には、バックアタックを打つと見せかけて石川に軽くトスを送り相手を欺く、いわゆる「フェイクセット」も披露。大会公式サイトのレビュー記事では主将とともにマン・オブ・ザ・マッチに挙げられた。
大会を主催する『Volleyball World』は公式SNSに予選ラウンド第1週を終えた段階での順位表をアップ。日本が前回女王のイタリアに1ポイント差をつけ、12ポイントで首位に君臨している。
この現在順位に日本のバレーボールファンは大興奮。「やっぱり日本が1位なのは嬉しいよね!」「強豪と当たるこれからが勝負だけど楽しみ」「石川選手、佐藤選手、和田選手は進化してる」「少しのことでは崩れない強さを備えてるね」など、多くの反響が寄せられた。
他にも、4試合で1セットも落としていない事実に注目。「オールストレート勝ちって地味にすごくないか?」「セット率がMAXなのは素晴らしい」という意見も少なからずあった。
2028年ロサンゼルス五輪でメダル獲得を目指す日本は史上初の外国人監督としてトルコ出身のフェルハト・アクバシュ氏を招へい。2017年~18年に女子日本代表のコーチを務めた経験がある同氏はパリ五輪メンバーとSVリーグで活躍した選手、代表最年少の18歳・秋本美空ら若手をうまく融合。結果として初週は最高の結果を残した。
日本の予選ラウンド第2週は現地18日より舞台を香港に変え、アジアの強豪である中国や現在2位につけるイタリアらと激突する。カナダ・ラウンドで確かな手応えを掴んだ日本の勢いはどこまで続くのか。“新生ニッポン”の快進撃に引き続き注目だ。
<バレー日本女子のVNL予選ラウンド>
■第1週 カナダ・オタワ(25年6月4日~8日)
第1戦 ○3-0オランダ
第2戦 ○3-0セルビア
第3戦 ○3-0カナダ
第4戦 ○3-0ドミニカ共和国
■第2週 香港(25年6月18日~22日)
第5戦 タイ
第6戦 イタリア
第7戦 中国
第8戦 チェコ
■第3週 日本・千葉(25年7月9日~13日)
第9戦 フランス
第10戦 韓国
第11戦 ポーランド
第12戦 ブラジル
構成●THE DIGEST編集部
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この現在順位に日本のバレーボールファンは大興奮。「やっぱり日本が1位なのは嬉しいよね!」「強豪と当たるこれからが勝負だけど楽しみ」「石川選手、佐藤選手、和田選手は進化してる」「少しのことでは崩れない強さを備えてるね」など、多くの反響が寄せられた。
他にも、4試合で1セットも落としていない事実に注目。「オールストレート勝ちって地味にすごくないか?」「セット率がMAXなのは素晴らしい」という意見も少なからずあった。
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日本の予選ラウンド第2週は現地18日より舞台を香港に変え、アジアの強豪である中国や現在2位につけるイタリアらと激突する。カナダ・ラウンドで確かな手応えを掴んだ日本の勢いはどこまで続くのか。“新生ニッポン”の快進撃に引き続き注目だ。
<バレー日本女子のVNL予選ラウンド>
■第1週 カナダ・オタワ(25年6月4日~8日)
第1戦 ○3-0オランダ
第2戦 ○3-0セルビア
第3戦 ○3-0カナダ
第4戦 ○3-0ドミニカ共和国
■第2週 香港(25年6月18日~22日)
第5戦 タイ
第6戦 イタリア
第7戦 中国
第8戦 チェコ
■第3週 日本・千葉(25年7月9日~13日)
第9戦 フランス
第10戦 韓国
第11戦 ポーランド
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