格闘技・プロレス

「イノウエよりも“リアルなモンスター”」「俺の方が強力だ」カシメロが打倒・井上尚弥に自信満々!

THE DIGEST編集部

2020.02.06

カシメロ(左)は、来る4月に対戦する井上(右)に言いたい放題の発言を繰り返した。 (C) Getty Images

 ビッグマッチに向けて、井上尚弥のライバルが、"打倒・モンスター"を打ち立てた。

 現地時間4月25日に、アメリカのラスベガスで、WBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)と3団体統一戦を行なうWBO王者ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)が、5日に記者会見を開き、堂々たるコメントを残した。

 昨年11月末に名手ゾラニ・テテ(南アフリカ)からWBO王座を奪い取ってから同じ階級でスターダムをのし上がる井上に照準を合わせてきたカシメロ。それだけにようやく実現したビッグマッチに、胸を高鳴らせている。

 アメリカのスポーツ専門局『ESPN』のフィリピン版を始めとする複数メディアが伝えたところによれば、井上の実寸大パネルを持って記者会見に臨んだカシメロは、「俺はナオヤ・イノウエのことなんて恐れていない」と切り出し、こう続けたという。

「俺は118ポンドで1番の強力なパンチの持ち主だと思っている。イノウエも衝撃的なパンチを持っていて、それに対しては警戒をしなくてはいけないと思っているが、俺の方が強いパンチが出せると信じている」
 
 3階級制覇を成し遂げた確かな実績があり、幾多の名手をリングに沈めてきたカシメロの"トラッシュトーク"は、この日は止まらなかった。

「イノウエなんかは恐れるに足りない。この階級にいるヤツ全員がそうだ。俺は誰とでも戦える。なぜなら俺が118ポンドで最強であると考えているからだ。イノウエに対してのゲームプランは、まだ練っている段階だ。テテに対しては準備を周到にした。だけど、そのプランはテテに対してだけの話だ」

 会見の最後に、「イノウエはモンスターと言われているが、俺はリアル・モンスターだ。また会おう」と言い放ったカシメロ。相当な自信を覗かせるフィリピンの刺客は、ラスベガスで井上にとって驚異の存在となりそうだ。

構成●THE DIGEST編集部
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