全世界が注目するビッグマッチがついに決定した。

　１月31日、ボクシングのWBAスーパー＆IBF世界バンタム級王者の井上尚弥（大橋）が、４月25日（日本時間26日）にアメリカのラスベガスにあるマンダレイ・ベイ・リゾート＆カジノで、WBO王者ジョンリエル・カシメロ（フィリピン）との３団体統一戦を行なうと正式に発表した。

　昨年11月7日のワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ決勝で、百戦錬磨のノニト・ドネア（フィリピン）に12回判定勝ちを収めていた井上は、試合後に米興行大手・トップランク社とプロモート契約。今後２試合をアメリカで開催することを発表し、次期挑戦者に注目が集まっていた。

　様々なライバルたちの名前が挙がったなかで、最終的に対戦相手となったカシメロは、井上と同じく昨年11月末にゾラニ・テテ（南アフリカ）からWBO王座を奪取していた。
  　フィリピンからの刺客との対戦発表を受け、井上は自身のツイッターを更新。次のように胸中を綴った。

「4.25米国ネバダ州ラスベガス　マンダレイベイでWBOバンダム級王者ジョンリルカシメロと３団体統一戦が決定致しました。初のラスベガスでの戦いでメインイベントなので思いっきり暴れます！　お楽しみに！」

　このツイートにはファンからも「超絶応援です！」「ド派手にKO頼みます！」「アメリカのファンにモンスターっぷりを見せつけて！」と言った熱烈なメッセージが多く寄せられた。

　プロデビュー以来19戦無敗（16KO）を誇る“モンスター”は、名手カシメロといかなるファイトを繰り広げるのか。そのパフォーマンスへの興味は尽きない。

構成●THE DIGEST編集部

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