女子バレーボールのネーションズリーグ（VNL）予選ラウンド第２週が６月18日から香港でスタートする。

　日本代表は第１週で、オランダ、セルビア、カナダ、ドミニカ共和国を相手に１セットも落とさず、無傷の４連勝と絶好の滑り出しを見せた。

　しかし第２週は強敵との対戦が待ち構えている。20日には、昨年のVNL決勝で敗れた“因縁の相手”イタリアと対戦。さらに21日にはパリ五輪５位の中国戦が控えている。

　イタリアはここまで全勝ながら、ドイツに苦戦したため、日本に次ぐ２位で第１週を終えた。同国のミドルブロッカー（MB）、サラ・ファールは海外専門メディア『Volleyball World』のインタビューで、「第１週は凄くいいプレーができていた。結果には本当に満足している」と振り返ったうえで、「対戦相手はみんな全力で試合に挑むので、簡単なことではない。だからこそ、毎試合しっかり集中して全力で臨むことが大事だわ」と第２週に向けて気を引き締めた。
  　そんなファールとイタリア・セリエAの強豪イモコ・コネリアーノで2024-25シーズンを共にした日本のセッター関菜々巳もインタビューに応じた。「第１週はかなり良かったですが、まだ新しいチームなので、正直予想していなかったです」と喜びを口にした。そして「長期戦なので、次に向けてしっかり切り替えていこうと思います。これまでの試合を振り返って、どう改善していくか考えたい」と意気込みを語った。

　まずは18日（日本時間18時）に行なわれる第２週初戦のタイ戦でリズムをつくりたいところ。注目のイタリア、中国との対戦に向け、日本代表の戦いから目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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