F1専門メディア『GPblog』は現地６月20日、昨オフにレッドブルを離脱したセルジオ・ペレスのF1復帰が「理にかなっている」と主張する記事を配信。いくつかの理由を列挙し、来季のF1復帰が噂されているメキシコ人ドライバーの現状とシート獲得の可能性を説明した。

【画像】モデルや女優ら大物がズラリ…パドックを彩るF1ドライバーの“美しき妻や恋人たち”に注目！ 　同メディアは来季のペレスがフルタイムのシートを獲得する選択肢として、新規参入するキャデラックと、すでに話し合いが行なわれているとされるアルピーヌを挙げ、北米でのペレスの圧倒的な人気とスポンサーの存在は両チームにとって有益だと説明する。

　さらに、ペレスが他の候補者よりも有利だと同メディアが主張する理由のひとつが中団チームでの経験だ。ザウバーではF1参戦２年目に２位を２度獲得したほか、フォース・インディア、レーシング・ポイントでは１勝、５度の表彰台に立つなど中団勢のなかで印象的な結果を残した。

　同じく来季のF1正ドライバー復帰を目指しているバルテリ・ボッタス（メルセデス／リザーブドライバー）も昨季までの数年間、中団チームに近い立ち位置のチームに所属していたものの、先述のスポンサーやファンの数でペレスに分があると同メディアは見ている。

　そして、来季は特例でスーパーライセンスを与えられたレッドブル育成のアービッド・リンドブラッドを除くとステップアップが予想されているF2ドライバーもいないと同メディア。再びペレスがF1のグリッドに並ぶ姿を見られるかもしれない。

構成●THE DIGEST編集部

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