F1第10戦のカナダGPでは、18番グリッドからのスタートで懸命の追い上げを見せるも、12位でフィニッシュしたレッドブルの角田裕毅。これで3戦連続でのノーポイントとなった。
第3戦日本GP前にレーシングブルズからの昇格を果たし、続くバーレーンGPで9位入賞を飾るなど、週末ごとに進化を感じさせてきたが、トリプルヘッダーの初戦となった第7戦エミリア・ロマーニャGPの予選Q1で大クラッシュを喫して導入したばかりのフロアを破損させると流れが悪くなり、このイモラでは何とか1ポイントを拾ったものの、そこからは3戦連続でQ3進出を逃し、決勝も入賞圏に手が届かずに終わっている状況だ。
【画像】モデルや女優ら大物がズラリ…パドックを彩るF1ドライバーの“美しき妻や恋人たち”に注目! 上位チームとして早急に結果が求められる環境では、早くも去就について様々な憶測が流れているが、レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、モントリオールでのレースについて「正直、彼は良い仕事をしたと思う。ここ(ジル・ヴィルヌーヴ・サーキット)では、追い抜くのがいかに難しいかが分かる。だからこそ、ツノダは今回の週末から自信を得られると思う。本来の予選順位(11番手)からスタートできていれば、ポイントを獲得していただろう」と、ポジティブな見解を示す(ブラジルのF1専門サイト『F1 MANIA』より)。
さらにチーム代表が評価したのは、「他のドライバーたちがよくやりがちな、『マックス(・フェルスタッペン)のセッティング』を真似るという道を、彼は辿らないようにしようとしている」という点で、「自分自身の方向性を貫き、自分のスタイルやニーズに合ったやり方で取り組むことが大切だ。今回の週末では、そうした意味で進歩が見られたと思う」と、日本人ドライバーを評価した。
英国のF1ジャーナリスト、ジョナサン・ノーブル氏も同意見であり、モータースポーツ専門サイト『THE RACE』のポッドキャストに出演し、「彼は今、自分なりのセットアップの方向性を模索し始めている。過去のセカンドドライバーがやりがちだった『フェルスタッペンの真似』という、ホーナーが『罠』と呼ぶ行為を避けようとしている。誰かの真似は、結局のところ上手くいかないものだ」と語っている(英国のモータースポーツ専門サイト『F1 OVERSTEER』より)。
そして同氏は、今の角田に必要なこととして、「まずはしっかり地に足をつけて、一貫した週末を過ごすこと。Q1でクラッシュしたり、赤旗中に追い越したりといった不用意なミスをやめること。そして、きちんとQ3に進出して、ポイントを持ち帰る。そこから少しずつ前進を始めることが大切だ」と訴えた。
ちなみに同氏は、カナダGPでの角田について「レースで勝てる力を持つレッドブルの車に乗っているのに、最初から後方にいるのはおかしい。今回も、週末全体が上手くいかなかった。フリー走行(3回目)で、意味のない形でオスカー・ピアストリ(マクラーレン)を追い越してしまって10グリッド降格を科せられたうえに、Q3にも進めず、決勝は最後方からスタート。そうなれば、ずっとトラフィックにハマるし、追い上げるのは本当に大変になる。本来ならもっとやれるはずだった」と指摘している。
第3戦日本GP前にレーシングブルズからの昇格を果たし、続くバーレーンGPで9位入賞を飾るなど、週末ごとに進化を感じさせてきたが、トリプルヘッダーの初戦となった第7戦エミリア・ロマーニャGPの予選Q1で大クラッシュを喫して導入したばかりのフロアを破損させると流れが悪くなり、このイモラでは何とか1ポイントを拾ったものの、そこからは3戦連続でQ3進出を逃し、決勝も入賞圏に手が届かずに終わっている状況だ。
【画像】モデルや女優ら大物がズラリ…パドックを彩るF1ドライバーの“美しき妻や恋人たち”に注目! 上位チームとして早急に結果が求められる環境では、早くも去就について様々な憶測が流れているが、レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、モントリオールでのレースについて「正直、彼は良い仕事をしたと思う。ここ(ジル・ヴィルヌーヴ・サーキット)では、追い抜くのがいかに難しいかが分かる。だからこそ、ツノダは今回の週末から自信を得られると思う。本来の予選順位(11番手)からスタートできていれば、ポイントを獲得していただろう」と、ポジティブな見解を示す(ブラジルのF1専門サイト『F1 MANIA』より)。
さらにチーム代表が評価したのは、「他のドライバーたちがよくやりがちな、『マックス(・フェルスタッペン)のセッティング』を真似るという道を、彼は辿らないようにしようとしている」という点で、「自分自身の方向性を貫き、自分のスタイルやニーズに合ったやり方で取り組むことが大切だ。今回の週末では、そうした意味で進歩が見られたと思う」と、日本人ドライバーを評価した。
英国のF1ジャーナリスト、ジョナサン・ノーブル氏も同意見であり、モータースポーツ専門サイト『THE RACE』のポッドキャストに出演し、「彼は今、自分なりのセットアップの方向性を模索し始めている。過去のセカンドドライバーがやりがちだった『フェルスタッペンの真似』という、ホーナーが『罠』と呼ぶ行為を避けようとしている。誰かの真似は、結局のところ上手くいかないものだ」と語っている(英国のモータースポーツ専門サイト『F1 OVERSTEER』より)。
そして同氏は、今の角田に必要なこととして、「まずはしっかり地に足をつけて、一貫した週末を過ごすこと。Q1でクラッシュしたり、赤旗中に追い越したりといった不用意なミスをやめること。そして、きちんとQ3に進出して、ポイントを持ち帰る。そこから少しずつ前進を始めることが大切だ」と訴えた。
ちなみに同氏は、カナダGPでの角田について「レースで勝てる力を持つレッドブルの車に乗っているのに、最初から後方にいるのはおかしい。今回も、週末全体が上手くいかなかった。フリー走行(3回目)で、意味のない形でオスカー・ピアストリ(マクラーレン)を追い越してしまって10グリッド降格を科せられたうえに、Q3にも進めず、決勝は最後方からスタート。そうなれば、ずっとトラフィックにハマるし、追い上げるのは本当に大変になる。本来ならもっとやれるはずだった」と指摘している。