元F1レッドブルのロバート・ドーンボス氏は、同じオランダ出身の王者マックス・フェルスタッペン（レッドブル）が来季以降、メルセデスに移籍する可能性があると自論を語った。

【画像】モデルや女優ら大物がズラリ…パドックを彩るF1ドライバーの“美しき妻や恋人たち”に注目！ 　専門メディア『GPblog』によると、ドーンボス氏はポッドキャスト番組『Pit the Talk』に出演した際、フェルスタッペンとレッドブルの関係を振り返りつつ、去就について以下のように自身の考えを明かした。

「もしかしたら彼とレッドブルのあのおとぎ話は終わりを迎えるかもしれない。初優勝から４度のワールドチャンピオン獲得までは、まさに素晴らしい物語だった。（フェルスタッペンは）コンストラクターズタイトル獲得に大きく貢献し、実際ほぼ独力でタイトル獲得に近づいたんだ」

　同氏がそう考える根底には、レッドブルの競争力の低下が挙げられるという。「レッドブルが今後８年間でさらに４～５回ワールドチャンピオンに輝くとは思えない。それは他のチームが成し遂げるだろう」として、新規定導入時のPU開発で常にトップに立ってきたメルセデスが移籍先候補になりうると示唆した。

　今季はコンストラクターズランキングはもちろん、ドライバーズランキングまでも首位に水を開けられているフェルスタッペン。この苦汁を２度と飲まされたくないと、新天地を求める可能性も０ではないのかもしれない。

構成●THE DIGEST編集部

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