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角田裕毅は「ペレスのレベルに及んでない」と現役ドライバーが苦言。F1識者は「赤旗ペナは彼の責任だ。あんな風に台無しになってしまう。頑張れ!」

THE DIGEST編集部

2025.06.23

F1識者から直近のパフォーマンスについて厳しい見方を示された角田。(C) Getty Images

F1識者から直近のパフォーマンスについて厳しい見方を示された角田。(C) Getty Images

 蘭専門メディア『RacingNews365』は現地6月21日、同メディアの創設者でF1ジャーナリストのルート・ディマーズ氏とレーシングドライバーのティム・コロネル氏が同メディアのポッドキャスト番組に出演した際の発言を紹介。2人がレッドブルの角田裕毅に対して厳しい見方を示したと伝えた。

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 ディマーズ氏は、先日のカナダGPで18番グリッドから12位でチェッカーフラッグを受けた角田はそのレースで本来の実力を発揮できなかったと主張。「前車には接近していたし、あれはセーフティカーのせい(でオーバーテイクができなかったん)だ!ただ、あのレッドフラッグ(フリー走行での赤旗中の追い越しによるペナルティ)は彼の責任だ。あんな風に台無しになってしまう。またしても予選トップ10入りを逃したんだ。頑張れ!」と厳しくも角田の奮起に期待を込めた。

 また、コロネル氏は角田が「セルジオ・ペレスのレベルには及んでいない」との考えを示す。「ペレスはレッドブルでマックス(・フェルスタッペン)に次ぐ最高のドライバーだった。もし私が他のチームだったら、すぐに彼に電話するだろう。アルピーヌが密かにやっているようにね。彼は他のドライバーを凌駕し、少なくとも時折マックスを助けられた」とペレスを称賛しつつ、角田への交代が今のところ上手くいっていないと示唆した。

 ディマーズ氏もこの点についてコロネル氏に同意しており、「(角田が)予選後に最高の予選だったと褒められても、自分は11位で、チームメイトはポールポジション争いをしている。その差はあまりにも大きい、信じられないほど大きい。それに毎週何かしら(アクシデントが)あるから、後方に戻ってしまうんだ」

 そしてコロネル氏は、直近のレースで角田の状況を難しくしてきた原因とされているエミリア・ロマーニャGP予選での大クラッシュも起こるべくして起こったとの自論を語った。「無理をすれば何かが起こる。彼は無理をするから、ああいうミスも起こるんだ」

 期待通りとは言えないながらも、アップデート再導入後は速さを見せる場面も増えている角田。悔しいミスやペナルティが続いているが、次戦チームの本拠オーストリアGPでの好走に期待したい。

構成●THE DIGEST編集部

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