バレーボール

「誰にも止められない!」“フランスキラー”宮浦健人が覚醒! 王者撃破の最多23得点に海外メディア騒然【ネーションズリーグ】

THE DIGEST編集部

2025.06.27

五輪王者フランスに大金星を挙げた日本。勝利を手繰り寄せたのは、エースの宮浦だった。(C)Volleyball World

 バレーボール男子日本代表が、世界を驚かせる大金星を挙げた。

 現地6月26日、ネーションズリーグ予選ラウンド第2週・第2戦(ブルガリア・ブルガス)で、日本は東京・パリ五輪連覇中のフランスにセットカウント3‐2(25-22、19-25、22-25、25-20、15-11)で撃破。絶対王者から劇的勝利を収めた。

【動画】宮浦が魅せる!最多23得点で日本を勝利に導く

 この試合で注目を集めたのが、オポジットの宮浦健人だ。海外バレーボール専門メディア『Volleyball World』は、日本の背番号4を「フランスキラー」と称賛し、「ケント・ミヤウラが4本のエースを含む23点をあげ、王者を苦しめた!」と驚きをもって報じた。

 本来、日本のオポジットにはパリ五輪代表の西田有志という絶対的な存在がいるが、今季は代表活動を休養。代わってチャンスを得た26歳が、その期待に見事に応えている。

 これまでも日の丸を背負い、大事な局面をものにしてきた宮浦に対し、同メディアは「2023年はゲームチェンジャー、24年はキー選手、そして今となっては誰にも止められない」と、チームに欠かせない主力だと評した。
 
 試合は序盤から宮浦が大爆発。相手ブロックの間を突き破る剛腕スパイクに加え、強烈なサービスエース、さらにはブロックでも存在感を発揮し、攻守にわたってフランスを翻弄した。

 そして勝利を決定づけたのは、最終セットの14-11。マッチポイントを握った日本は宮浦のサーブがエンドラインぎりぎりに決まり、劇的な一勝を掴み取った。

構成●THE DIGEST編集部

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