英国のモータースポーツ専門メディア『The Race』は現地7月2日、一部報道で話題となっているマックス・フェルスタッペン(レッドブル)のメルセデス行きの情報について、「(フェルスタッペンとメルセデスの)周囲で突然、これまで以上に多くの噂が漂うようになった」と現状を説明。実現すれば「F1史上最大のドライバー移籍劇の一つになるだろう」と伝えつつ、その背景を解説した。
【画像】モデルや女優ら大物がズラリ…パドックを彩るF1ドライバーの“美しき妻や恋人たち”に注目! メルセデスのチーム代表トト・ウォルフ氏は今シーズン序盤、現状のドライバー・ラインアップに満足しているため、フェルスタッペンとの交渉はしていないと宣言。一方で今季末で契約の切れる自チームの両ドライバーとの契約更新は未だに発表がない状況だった。
そんななか、にわかに再燃したフェルスタッペンのメルセデス移籍の噂。同メディアによると、今回の交渉はメルセデス側から積極的に獲得に向けてコンタクトをとったわけではなく、フェルスタッペン側から「将来的な話をしたい」とのアプローチがあって始まったものだという。
ウォルフ氏はあくまで、他ドライバーの将来に関する情報収集を目的に話し合いを開始したという流れであったため、自チームドライバーのジョージ・ラッセルに、フェルスタッペン陣営と話し合いをしていると明かしたという。
また、フェルスタッペン陣営がそのような行動をとった理由としては、レッドブルの現状のマシンに満足していない点、来季からレッドブルが自社製PUを使用するという大きな“不確実性”を抱えている点などがあるといい、同メディアは「レッドブルと誤った選択肢に向かってしまった場合、フェルスタッペンは完全な脇役となる可能性がある」と今回の決断の重要性を表現した。
加えて同メディアは、今回の交渉によってフェルスタッペン陣営がレッドブルに圧力をかける、そしてメルセデスもラッセルとの契約を有利に進められるといった戦略的な意味合いもあるとの見方も紹介している。
来季はメルセデスが優位と見られている一方で、どのチームが本当に競争力を持っているのかは始まってみなければ分からないと同メディア。そのため、最も賢明なのは2027年に向けて移籍ができる状況にいること、つまり来季の自チームのパフォーマンスを見て移籍するか否かを選べることだといい、場合によっては来季はF1を一度離れることも選択肢の一つだとの見解を示した。
ウォルフ氏はドライバー人事について「夏休みまでには全てを終わらせるつもりだ」とも話しており、今後数週間のうちに何らかの契約が発表される可能性は十分にあるだろう。
構成●THE DIGEST編集部
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ウォルフ氏はあくまで、他ドライバーの将来に関する情報収集を目的に話し合いを開始したという流れであったため、自チームドライバーのジョージ・ラッセルに、フェルスタッペン陣営と話し合いをしていると明かしたという。
また、フェルスタッペン陣営がそのような行動をとった理由としては、レッドブルの現状のマシンに満足していない点、来季からレッドブルが自社製PUを使用するという大きな“不確実性”を抱えている点などがあるといい、同メディアは「レッドブルと誤った選択肢に向かってしまった場合、フェルスタッペンは完全な脇役となる可能性がある」と今回の決断の重要性を表現した。
加えて同メディアは、今回の交渉によってフェルスタッペン陣営がレッドブルに圧力をかける、そしてメルセデスもラッセルとの契約を有利に進められるといった戦略的な意味合いもあるとの見方も紹介している。
来季はメルセデスが優位と見られている一方で、どのチームが本当に競争力を持っているのかは始まってみなければ分からないと同メディア。そのため、最も賢明なのは2027年に向けて移籍ができる状況にいること、つまり来季の自チームのパフォーマンスを見て移籍するか否かを選べることだといい、場合によっては来季はF1を一度離れることも選択肢の一つだとの見解を示した。
ウォルフ氏はドライバー人事について「夏休みまでには全てを終わらせるつもりだ」とも話しており、今後数週間のうちに何らかの契約が発表される可能性は十分にあるだろう。
構成●THE DIGEST編集部
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