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フィギュア

「アメージング!」「彼に釘付け」シニアデビュー戦で銅メダル!16歳の鍵山優真に称賛

THE DIGEST編集部

2020.02.09

シニアデビューでシーズンベストを叩き出した16歳の鍵山。 (C) Getty Images

シニアデビューでシーズンベストを叩き出した16歳の鍵山。 (C) Getty Images

 日本期待の若手が、快挙を成し遂げた。

 四大陸選手権(韓国)に参戦した鍵山優真は、7日のショートプログラム(SP)は第3グループの最終滑走で登場。『宿命』の調べに乗せて滑り出した16歳は、冒頭の4回転トゥループを鮮やかに着氷させると、2本目のトリプルアクセルもクリア。続く3回転ルッツ+トゥループをきれいに決めると、後半のスピン、ステップシークエンスを滑らかに演じきった。スコアは91・61点とシーズンベストを更新し、5位で終えた。

 圧巻は9日に行なわれたフリー『タッカー』でのパフォーマンスだ。最終グループ2番手で登場した鍵山は、ユース五輪でも見せた4回転トゥループを2本含むプログラムで、ジャンプではわずかなミスを見せたが、堂々とした演技を披露。フリーで179・00点、総合スコアは自己ベストの270・61点を記録し、まだジュニアながらシニア主要国際大会デビュー戦で銅メダルを獲得した。
 
 この一報に海外のファンも大いに沸いている。ある海外ファンは、鍵山の4回転トゥループの美しさに感嘆し、「このスピード、エッジ、柔軟性、着氷、すべてが完璧だ」と絶賛。「間違いなく彼は次のスーパースター」「日本には素晴らしいダイアモンドがいる」「彼に目が釘付けになってしまう」といった声も相次いだ。
 
 また、フリーの演技を目にしたフィギュア界の名物記者、ジャッキー・ウォン記者は「ふたつのトゥジャンプでわずかなミス、しかし彼はトリプルアクセルで立て直し、彼のプログラムを取り戻した。その強さは素晴らしく、”金”の輝きがある」とシニア1年目のヤングスターへ称賛を送った。

 シニアの舞台で輝きを見せた鍵山が次に臨むのは、3月にエストニアで開催される世界ジュニア選手権だ。ジュニアグランプリ・ファイナル王者となった同年代の佐藤駿とともに、世界の頂点を目指す。 

構成●THE DIGEST編集部

【PHOTO】ジュニア世代のツートップ・鍵山優真&佐藤駿が氷上をフレッシュに舞う!
 

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