陸上界のスーパー女子高生が2連覇に向け好発進だ。
今年9月に東京で開催される世界陸上の代表選考会を兼ねた陸上の日本選手権が7月4日から国立競技場で開幕した。初日は女子800メートル予選が実施され、日本記録保持者の17歳・久保凛(東大阪大敬愛高3年)が2分2秒56の予選全体トップでフィニッシュ。明日の決勝に駒を進めた。
予選3組に登場した久保はスタート直後からトップに立ち、レースを果敢に引っ張る。力強いストライドでスピードは落ちず、残り1周に入ると後続をあっという間に突き放す。大きくリードを保ったまま、首位を譲ることなく余裕を持ってゴールした。
昨年は初出場ながら2分3秒13の自己ベスト(当時)をマーク。女子1500、5000メートルの日本記録保持者である田中希実らに競り勝ち、初の日本一に輝いた。
勢いは止まらず、約2週間後の記録会では1分59秒93の日本新記録を19年ぶりに樹立。2005年に杉森美保が記録した2分00秒45を0秒52上回り、日本女子選手初の2分切りを果たした。
高校3年生となった今年も、向かうところ敵なし。シニア日本代表デビューとなった5月のアジア選手権では銀メダルを獲得している。
日本選手権で優勝すれば自国開催での代表切符へ大きく前進するが、参加標準記録(1分59秒00)突破が一つのターゲットとなる。
取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)
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昨年は初出場ながら2分3秒13の自己ベスト(当時)をマーク。女子1500、5000メートルの日本記録保持者である田中希実らに競り勝ち、初の日本一に輝いた。
勢いは止まらず、約2週間後の記録会では1分59秒93の日本新記録を19年ぶりに樹立。2005年に杉森美保が記録した2分00秒45を0秒52上回り、日本女子選手初の2分切りを果たした。
高校3年生となった今年も、向かうところ敵なし。シニア日本代表デビューとなった5月のアジア選手権では銀メダルを獲得している。
日本選手権で優勝すれば自国開催での代表切符へ大きく前進するが、参加標準記録(1分59秒00)突破が一つのターゲットとなる。
取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)
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