F1レッドブルの角田裕毅はイギリスGP記者会見に臨み、マクラーレンCEOのザク・ブラウン氏の「(マックス・フェルスタッペンがいなければ、)レッドブルはレーシングブルズに及ばない」発言に反応した。
【画像】モデルや女優ら大物がズラリ…パドックを彩るF1ドライバーの“美しき妻や恋人たち”に注目! 今季コンストラクターズ、ドライバーズともに独走状態を築き上げたマクラーレンのブラウンCEOは、レッドブルの現状について、英スポーツ専門局『Sky』に以下のように主張した。
「(フェルスタッペンがいなければ、)レッドブルはレーシングブルズに及ばないだろう。彼ら(レーシングブルズ)は素晴らしい仕事をし、素晴らしいレーシングカーを持っている。(今のレッドブルはチームではなく、)マックスが引っ張っていると思う」
角田は「僕の現状のパフォーマンスからするとおそらく、及ばないだろう」とブラウンCEOの考えを認めた。一方でマシンのポテンシャルについては、「(レッドブルの)オフシーズンのテストには参加していないので分からない。(中略)でも同時に、今はレッドブルに完全に集中している。このマシンは間違いなくうまく機能するはずだ」と前向きなコメントも残している。
また、今季レッドブルで開幕を迎え、成績不振によってわずか2レースで降格したローソンはブラウンCEOの考えを否定。「自分が物事に関与していない場合、何かの物事についてコメントするのは簡単だ。だから彼(ブラウンCEO)は理解していないんだと思う」(英専門メディア『PlanetF1』より)とあくまでも外野の意見だと断じた。
ローソンは前戦オーストリアGPでは6位入賞を果たすなど、レッドブルを離れ、レーシングブルズに移ってから徐々に調子を上げてきている現状もある。その自身の経験については以下のように振り返った。
「一度も行ったことのない2つのコースでは、(レッドブルのマシンを)本当の意味で理解するには時間が足りなかったんだと思う。2週間の走行では、正直言ってマシンの感触が掴めていないから、(レッドブルのマシンの)スピード等についてコメントできない。マシンを改良するための作業を進めていたが、実際に試す機会がなかったんだ」
レッドブルは過去3戦で19ポイントしか獲得できておらず、ノーポイントに終わった前戦オーストリアGPでは、コンストラクターズランキング4位に後退。特に角田裕毅が加入後9戦で獲得わずか7ポイントと苦戦しており、これは姉妹チームであるレーシングブルズの両ドライバーより低い点数だ。
レーシングブルズの好調によって苦戦ぶりが際立っているレッドブル。果たしてシーズン後半戦で競争力を取り戻せるのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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