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モータースポーツ

コンディションに関わらずペース不足に苦しんだ英国GPでの角田裕毅... 各国専門メディアは厳しい評価「ポイント圏内に入れそうな雰囲気は全くなかった」

THE DIGEST編集部

2025.07.08

ウェット、ドライ両コンディションでペースに苦しんだ角田。(C)Getty Images

ウェット、ドライ両コンディションでペースに苦しんだ角田。(C)Getty Images

 F1レッドブルの角田裕毅は現地7月6日に決勝が行なわれた第12戦イギリス・グランプリで、周回遅れの15位に終わっている。

 前日の予選ではQ2敗退ながら入賞圏に近い11番グリッドを獲得。レースに向けて自信を窺わせていた角田だったが、時折強い雨が降る安定しないコンディションのなかで順位を上げられず。逆にオリバー・ベアマン(ハース)との接触で過失を問われて10秒のタイムペナルティを科せられるなど後退を強いられ、オーストリアGPに続いて完走車のなかでは最下位でのフィニッシュとなった。

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 今回も悪い流れを断ち切れなかった角田は、「今日は決して楽なレースではありませんでしたが、それほど複雑でもありませんでした。ただ、ペースにかなり苦しみ、ドライコンディションでもあまり良くありませんでした。雨とコンディションが主な問題で、いつものようにタイヤが大きく摩耗してしまいました」と、失意のレースを振り返っている(F1公式サイト『F1.com』より)。

「オリー(ベアマン)との接触は本当に厄介で、それ自体は非常に軽いものだったものの、あのコンディションでは大きな影響を及ぼす危険もあったので、レース後にはすぐに謝罪しました」とも明かした日本人ドライバーは、続けてこのシルバーストンでの週末、「RB21」に起きた不具合にも言及した。

「ショートランに関しては、今週末はいくつか良い点もありましたが、ロングランではなぜか酷いデグラデーションが起きてしまいます。雨には自信があったので、なぜペースが出なかったのかを検証する必要があります。ダウンフォースの影響もあったかもしれませんが、それだけではなく、本来の速さは得られませんでした。(次戦の)ベルギーでは車の仕様も変わる予定なので、その間に改善に努めます」

 レッドブルは決勝がドライレースになるという読みが当たらず。ポールポジションのマックス・フェルスタッペン(レッドブル)も途中でスピンを喫して5位まで挽回するのが精一杯という結果に終わり、チームとして2週続けて厳しい週末となってしまった。

 レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、角田のレースについて「ユウキにとっては、またしても厳しいレースとなった。ペースが上がらず、さらにペナルティもあって、またしてもどうしようもない状況に追い込まれてしまった」とのコメントを残している。
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