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モータースポーツ

コンディションに関わらずペース不足に苦しんだ英国GPでの角田裕毅... 各国専門メディアは厳しい評価「ポイント圏内に入れそうな雰囲気は全くなかった」

THE DIGEST編集部

2025.07.08

 各国専門メディアの報道では、ブラジルのF1専門サイト『F1 MANIA』が「英国での週末は、レッドブルにとって理想とは程遠いものとなった。予想外の天候の変化により、セッティングに苦労したからだ。(中略)ツノダは競争力のあるペースを発揮できず、15位フィニッシュ。厳しい1日を過ごした日本人ドライバーは、特にレース終盤でペース不足と激しいタイヤの劣化に苦しんだ」と伝えた。
 イタリアの自動車専門サイト『MOTORIONLINE』は、「大雨に見舞われたシルバーストンの悪コンディションのなかで、ツノダのRB21はこれに適応できず、思うようにペースを見つけられなかった。彼にとって最大の問題となったのは、ベアマンとの接触だ。ルーキーを6コーナーで追い越そうとしている最中、ツノダはオーバーステアに陥って接触し、ベアマンのスピンを誘発。これによってペナルティを科せられた日本人ドライバーは、さらに順位を落としてしまった」と綴っている。

 そして英国のモータースポーツ専門サイト『THE RACE』は、「英国GPの勝者と敗者」と題した記事で、角田を後者のひとりに選定し、「日曜はツノダがもっと良い走りを見せてくれるかもしれないと期待した者もいたかもしれないが、その望みは雨が降った時点で打ち砕かれた。これは少し不可解でもあった。彼はレース前に『こういうコンディションには自信がある』と話していたからだ。しかし彼のレースには、挽回できるような要素は全くなかった」と振り返り、さらに厳しい指摘を続けた。

「仮にベアマンとの接触がなかったとしても、ツノダは最下位で終わっていただろう。スリックタイヤでも、インターミディエイトタイヤでも、彼のペースは非常に遅く、ほぼ常に全ドライバーのなかで最も遅いタイムだった。つまり、天候が波乱を呼び、リタイアも多く、そして本人いわく『それほど複雑なレースでもなかった』というような展開だったにもかかわらず、彼がポイント圏内に入れそうな雰囲気は全くなかったのである」

構成●THE DIGEST編集部

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