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モータースポーツ

角田裕毅、トラブルでの予選Q2敗退に「ただ普通の予選がしたい」と本音を吐露…専門メディアの見解は「新たな後退」「復調の小さな兆し」と二分

THE DIGEST編集部

2025.07.06

イギリスGPはQ2敗退。決勝は11番グリッドからのスタートとなる。(C)Getty Images

イギリスGPはQ2敗退。決勝は11番グリッドからのスタートとなる。(C)Getty Images

 F1第12戦イギリス・グランプリは7月5日に予選が行なわれ、レッドブルの角田裕毅は12番手でQ2敗退を喫した。

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 フリー走行3回目(FP3)で1分26秒104のベストタイムで全体5番手の好位置につけた後で臨んだ予選、第6戦マイアミGP以来のQ3進出を目指す角田は13番手(1分26秒275)で最初のラウンドをクリアしたものの、Q2は1分25秒826で12番手止まり。決勝はオリバー・ベアマン(ハース)の10グリッド降格ペナルティー(8番手→18番手)を受けて、11番グリッドからスタートする。

 予選後、角田は「プッシュラップでは通常通りにスタートしましたが、少しパワーロスがあり、ターン3までに本来あるべきエネルギーが得られず、0.1秒ぐらい失ってしまいました。他の場所でも同じようにブーストを感じられず、データからも明らかにロスが見て取れました。大事な時に、こういう問題が出るのは本当に腹立たしいです」と悔しさを隠さず、以下のように続けている(F1公式サイト『F1.com』より)。

「週末に向けて自信を持って準備をしてきたし、車も良い感じだっただけに悔しいです。この問題がなければ、Q3進出も可能だったと思います。ペースは良く、車からは最大限のパフォーマンスを引き出せていました。今週末は本当に良い進歩を遂げていたと思うので、これには大きなフラストレーションを感じています」
 
 また、決勝に向けては「レースでの目標はポイント獲得で、過去数レースよりも良いポジションにいます。週末中に行なってきたセットアップやモディファイにはかなり満足しているので、楽観的に考えています。FP2でのロングランのペースにもポジティブな感触があったので、明日のレースで何をすれば良いかは分かっています」と自信を窺わせた。

 メディアのインタビューでは、前述のトラブルに言及した後に「ただ普通の予選がしたいだけです」と本音も吐露(フランスのモータースポーツ専門サイト『NEXTGEN-AUTO』より)。一方で、「18番手スタートじゃないから、それは助かる」と冗談も。ただ、オーストリアGPで「タイヤが溶けているように感じた」とこぼすほどの酷い状態だった原因については「まだ完全にははっきりしていない」と明かし、「だからレースも厳しい戦いになるでしょう」と展望を示している(英国のモータースポーツ専門サイト『THE RACE』より)。

 レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、マックス・フェルスタッペンのポールポジション奪取とともに、角田の予選にもポジティブに反応。「ユウキも素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた」と評し、パワー系のトラブルには「残念ながら運がなかった」と残念がりながらも、「彼は間違いなく車から何かを見つけ出したようなので、明日は多くのことが期待できる」と語った。
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