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モータースポーツ

「ホーナー氏の解任こそ、ツノダ復活のきっかけになる可能性」 指揮官変更は角田裕毅に好影響と専門メディア! 「F1キャリアを左右する大きな要素」

THE DIGEST編集部

2025.07.11

ここまでレッドブルでは苦戦が続いている角田(右)。メキーズ氏(左)との再会で調子を上げられるか。(C)Getty Images

ここまでレッドブルでは苦戦が続いている角田(右)。メキーズ氏(左)との再会で調子を上げられるか。(C)Getty Images

 F1のレッドブル・レーシングは現地7月9日、CEO兼チーム代表のクリスチャン・ホーナー氏を解任し、後釜として姉妹チームであるレーシングブルズのチーム代表だったローラン・メキーズ氏がCEO兼チーム代表に就任したと発表した。

 2005年にF1に参戦して以来、ここまで406戦で優勝124回、コンストラクターズチャンピオンシップ制覇6回、ドライバーチャンピオンシップ制覇8回という輝かしい実績を残してきたレッドブルで31歳の時から陣頭指揮を執り続けてきたホーナー氏。そんな名物代表が突然チームを追われるというニュースは、大きな驚きをもって世界中から受け止められている。

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 スポーツ専門チャンネル『ESPN』によれば、今季の成績不振やマックス・フェルスタッペンの将来に対する不透明さによって、チーム内の雰囲気は緊張感を増す一方となっており、第11戦オーストリアGP、第12戦イギリスGPの開催中、2度の会議が行なわれていたという。そこには、フェルスタッペン、そして長年にわたってレース部門のリーダーシップ交代を主張してきたオリバー・ミンツラフCEOが出席しており、これがチームとしての意思決定に大きな影響を与えたと見られている。

 女性社員に対する不適切行為で告発されるというスキャンダル、2022年のレッドブル創業者ディートリッヒ・マテシッツ氏逝去後のチーム内での勢力争い(ヘルムート・マルコ顧問を追放寸前まで追い込んでいたという)、そしてフェルスタッペンの父ヨス氏(公然とチーム代表の交代を主張していた)との激しい対立など、様々な問題をホーナーは抱えていた。

“優勝請負人”エイドリアン・ニューウェイ氏をはじめとする多くの優秀なスタッフの流出によるチーム力の低下に苦しむなか、最近ではフェルスタッペンがメルセデスと接触したというニュースも流れており、この4年連続の世界王者をチームに引き留めるためには、レッドブルの経営陣も大鉈を振るう必要があったというのが大方の見方である。
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