フィリピンの国民的英雄、マニー・パッキャオが現地時間7月19日、米国ネバダ州ラスベガスにて、約4年ぶりとなる公式戦に臨む。WBC世界ウェルター級王者マリオ・バリオス(米国)に挑むタイトルマッチとして行なわれる。
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この試合は発表当初より、世界中でさまざまな反響が上がったことは言うまでもない。パッキャオがかつてメジャータイトル6階級制覇などの実績を残したとはいえ、46歳での現役復帰、そしてベルトに挑戦と“異例づくめ”の一戦として、現在も各国メディアからの注目を集めている。
米放送局『CBS SPORTS』では現地時間7月15日、この一戦に厳しい見解を示しており、「46歳のマニー・パッキャオは、とんでもない間違いを犯そうとしているのか?」などと報じている。
やはり現状での復帰には大いに無理があるとして、「正直に言って、今のパッキャオは2019年にキース・サーマンを破って当時40歳で147ポンド級のタイトルを獲得し、年間最優秀選手の候補にもなった頃の『昔のパッキャオ』には見えない」などと指摘。
さらには、「多くの元ボクサーたちが、パッキャオによる番狂わせを予想しているとはいえ、30年前にプロデビューし、ここ数年はほぼ試合から離れていた年老いたボクサーにとって、今回の挑戦はあまりに荷が重い」と苦言を並べた。
一方で、パッキャオの母国メディア『Pilipino Star Ngayon』は7月16日、公式サイト上で「マニー・パッキャオが新WBC王者に──マルケスが太鼓判」と銘打ったトピックを配信。メキシコ出身の元世界4階級制覇王者、ファン・マヌエル・マルケス氏が語ったこの試合へのコメントを掲載した。
現役時代、パッキャオとの対戦経験を持つマルケス氏は、「言わせてもらうよ。マニー・パッキャオが新しい世界チャンピオンになると思う。私はそう信じている」などと述べたという。
他にも、パッキャオの豊富な経験が試合の行方を左右すると読むマルケス氏は、「バリオスは若くて力のある選手だ。でも、この試合で最も大事なのは経験なんだ。その経験はマニー・パッキャオにある。経験こそが鍵になる」とも見通している。
試合開催目前にしてもなお議論が尽きないパッキャオの復帰戦。注目度が異様なまでに高まり続ける中で、決戦のゴングがまもなく鳴らされようとしている。
構成●THE DIGEST編集部
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他にも、パッキャオの豊富な経験が試合の行方を左右すると読むマルケス氏は、「バリオスは若くて力のある選手だ。でも、この試合で最も大事なのは経験なんだ。その経験はマニー・パッキャオにある。経験こそが鍵になる」とも見通している。
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