７月20日、「買取大吉 バレーボールネーションズリーグ（VNL）2025 千葉大会」男子の予選ラウンド第３週・第４戦（千葉ポートアリーナ）が行なわれ、日本代表はアメリカにセットカウント３－０（25-21、25-19、25-23）で勝利。通算８勝４敗とし、決勝ラウンド進出を決めた。
【画像】戦列に復帰し日本を牽引！アメリカ戦で躍動したキャプテン石川祐希を特集！

　この日、セッターとしてスタメンに名を連ねたのは永露元稀だ。日本ラウンドでは４試合中３試合スタートから起用。攻撃を組み立て、スパイカーにボールを供給した司令塔は、「サイド陣にしっかり対応してくれる選手がたくさんいるので、思い切って（トスを）上げた」と振り返った。

　だが、アウトサイドヒッターの石川祐希と息が合わない場面も見られた。その件について、キャプテン本人が言及し、「ライトのトスは全然いいと思うが、レフトのトスは僕もそうだし、高橋（藍）選手も合っていないので、そこは合わせる必要がある」と鋭く指摘する。
  「彼（永露）は３メートルになった時にジャンプトスをあまりしていない。僕はジャンプトスをすると思って入って、彼がジャンプトスしないので、そこのタイミングがズレてしまう。彼にはジャンプトスをしてほしいということは伝えますけど...」

　さらに、29歳のエースは「やっぱりチャンスは限られてくる」と続け、「そういった段階で点を取りたいので、ジャンプトスをして早く決めることが理想だなというふうに思っている」と持論を述べた。

取材・文●大田更紗（THE DIGEST編集部）

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