７月20日、「買取大吉 バレーボールネーションズリーグ（VNL）2025 千葉大会」男子の予選ラウンド第３週・第４戦（千葉ポートアリーナ）が行なわれ、日本代表はアメリカにセットカウント３－０（25-21、25-19、25-23）で勝利。通算８勝４敗とし、決勝ラウンド進出を決めた。
【画像】石川祐希がスタメン復帰！アメリカにストレートで勝利し決勝ラウンド進出決定！｜VNL千葉大会 日本３－０アメリカ

　この日、セッターとしてスタメンに名を連ねたのは永露元稀だ。昨夏のパリ五輪で正司令塔を務めた関田誠大が右足関節の手術を受けて現在休養しているため、VNLは永露と大宅真樹の日替わりオーダーが続いている。
  　ポジション争いの行方が注目となるなか、試合後のインタビューに応じたロラン・ティリ監督が身長192cmの永露と178cmの大宅について言及。まず、「永露はブロックとサーブに強みを持っている。ディフェンスは互いに良い」とここまでの評価を口にした。

　さらに、指揮官は「大宅はより真ん中を使って、早いトス回しを好む。それに対して永露はゆっくりとしたシンプルなプレーを心がけている」と分析し、「対照的なふたりがいるというところが利点」と指摘する。「今のところ期待通りにプレーしてくれていると思う」と満足げな表情を見せたものの、正セッターを明言するに至らなかった。

取材・文●大田更紗（THE DIGEST編集部）

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