レッドブルの角田裕毅はベルギーGP開催目前の現地７月24日に複数のメディア取材に対応。電撃解任されたクリスチャン・ホーナー前代表から個人的なメッセージを受け取ったと明かし、新代表ローラン・メキース氏との再タッグについて語った。

【画像】モデルや女優ら大物がズラリ…パドックを彩るF1ドライバーの“美しき妻や恋人たち”に注目！ 　専門メディア『GPblog』によると、角田は「過去のレースでクリスチャンが僕を支えてくれて感謝している」と今季わずか10戦のみとはいえ苦楽をともにした戦友への思いを語った。また、「昨日も彼から『自分の実力を見せてみろ』というメッセージをもらった。本当に素晴らしかった」と激励を受けたという。

　また専門メディア『CRASH』によると、新代表のメキース氏との共闘について角田は、　「VCARBで本当に上手くやってきた。パフォーマンス面では、今年のスタートは好調だった。そして、私たちは深い信頼関係を築いてきた。だから彼と一緒に仕事ができるのを楽しみにしている」と前向きにとらえているという。「彼がチーム代表としてどのように活躍してくれるのか、とても楽しみ」と期待を込めつつ、以下のように冷静に現状を説明した。

「ご存知の通り、彼はシーズン途中で加入したばかり。まだ２週間しか経っていない。だから、まだ何かが変わるとは思っていない。おそらく、力関係は以前と変わらないだろう。彼は今後数レースを見て、何ができるかを見極めるはずだ」

「でも、少なくとも（メキース氏と）良い関係を築けているのは分かっている。会話もできるし、適応したり、関係を築いたりする必要がないので、それは良いこと。一緒にパドックに入り、普通に会話もできた。VCARBに戻ったような気分だが、そうではない。ジャージが違うのはクールだね」

　フェルスタッペンと同じアップデートの投入が見送られるなど、今回も厳しい状況に置かれている角田。新旧代表からの期待を力に変えて６戦ぶりのポイント獲得が果たせるだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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