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モータースポーツ

【F1】角田裕毅は「スペック的に1、2段階劣るなかで健闘」と各国メディアが無線ミスに同情も高評価! 「VERとの差0.381秒と立派なタイム」

THE DIGEST編集部

2025.07.30

「予選では好成績を収め、決勝では中団のバトルで健闘したが、レース終盤にかけて失速。目立つほどではなかったが、レッドブルのドライバーとしては堅実な週末だった」と総括した『TOTAL MOTORSPORT』は、「7」の高採点をつけている。

 英国のF1専門サイト『PLANETF1.COM』は、「予選で7番手につけた時、ツノダはポイント獲得に期待を抱いていたはずだが、チームとの意思疎通ミスが大きな痛手となった。日本人ドライバーは、ピットインの指示が出た時には、すでにピット入口を通過した後だったと語っており、これが大きなタイムロスに繋がり、最終的にポイントを逃す結果となった」として、採点は「6」を付与している。

 対してスペインのF1専門サイト『F1i.com』は「4」と厳しい点数をつけながらも、「クリスチャン・ホーナーの退任を受けてメキースがチーム代表に就任してから、ツノダの表情は明らかに明るくなったように見える。その好影響は、ミルトンキーンズに拠点を置くチームで自己最高の予選7番手という結果にも表われ、決勝序盤ではその順位を維持していた」と、好印象を明かした。
 
 続いてスポーツ専門サイト『sportskeeda』は、「ユウキは本来ならポイントを獲得できていたはずだが、順位を落としてしまったのは、レッドブルの戦略が良くなかった点が原因だった」と、ドライバーに非はなかったと強調し、採点「7」と及第点を上回る高評価を下した。

 そして英国のモータースポーツ専門サイト『THE RACE』は、ランキング形式の個別評価で角田を「15位」とし、「明確な進歩が見られたが、報われなかった」と総括。寸評では「スプリントで苦戦した後、ツノダは最新仕様のフロアを与えられ、レッドブルで自己最高の予選結果を出した。フェルスタッペンとの差は0.381秒と、非常に立派なタイム。まだ新型フロントウイングが装着されておらず、スペック的に1、2段階劣るなかでの健闘だった」と称賛し、以下のように続けている。

「レース序盤はポジションをキープしていたが、レッドブルの連続ピットインの試みは、ツノダへの指示の遅れによって実現しなかった。結果、12番手まで順位を落とし、滑りやすいアルピーヌを駆るピエール・ガスリーに長時間足止めされ、(タイヤが劣化した)終盤にはオリバー・ベアマン(ハース)とニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)に立て続けに追い抜かれてしまった」

構成●THE DIGEST編集部

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