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【F1】「二流ドライバーに見えてしまう」 角田裕毅が置かれた“特殊事情”を複数の有識者が指摘!「ツノダはレッドブルで平等に扱われていない」

THE DIGEST編集部

2025.08.27

 もっとも、同氏は角田がこれまでのセカンドドライバーとは異なる“権利”を有していると認めている。「そう。現在は、マックスと同じものを使える機会を得ている。過去、他のレッドブルのドライバーに単純に提供されなかったものだ」と話した。

 しかし同氏によれば、それでも現状はまだ「本来あるべき形ではない」。「依然として、常に(角田が)特定のパーツにアクセスできるわけではない。(スポーツ専門チャンネルの)『Sky sports』が『両ドライバーは同じスペックを使っている』と報じたとしても、それは正しくない。両ドライバーの間には違いがある。そしてそれは、予備パーツの状況による部分もある」と主張した。

 レッドブルのヘルムート・マルコ顧問は、角田の置かれた環境が以前よりも改善されたと見ている。その原因が、レッドブルのF1参戦から代表としてチームを率いてきたクリスチャン・ホーナー氏の退任、それに伴うローラン・メキース氏の“昇格”だ。角田をよく知る存在の代表就任は、好影響を与えている。
 
 これを報じたブラジルのF1専門サイト『F1MANIA』は、「メキースはより実務的で技術的な細部に重きを置いたスタイルで指揮を執っている。マルコ顧問は、新チーム代表がより地に足のついた姿勢を取っていると指摘し、それが早くもプラスの影響を生んでいると述べた。特にドライバーとは、以前よりも技術的な部分を多く議論するようになった。角田はこうした変化の影響をより強く感じており、マルコ顧問はこの日本人ドライバーのパフォーマンスに進化が見られると強調。特に予選でその傾向が見られる」と綴った。

 角田といえば、来季以降の去就が常に注目されている。同メディアは「マルコ顧問は、ツノダの将来が決まったわけではないとしている。彼(マルコ顧問)によれば、レッドブルは通常、サマーブレイク後にドライバーを評価し、翌年のチーム編成について決定を下すため、日本人ドライバーの残留の可能性も排除されていない。可能性は高くないものの、ツノダにはまだ2026年もチームに残るチャンスが残されている」と伝えている。

 いずれにせよ、シーズン再開後も厳しい状況下でのドライビングを強いられる角田だが、本人は自身の進化を実感しており、自信も高めているようだ。ベルギーGP予選では7番グリッド獲得の好パフォーマンスを発揮した角田。今後は走りに加え、チームとの的確な連係によって結果を残せるようになれば、そのキャリアにも新たな可能性が生まれてくる。今週末からの角田のドライビングには要注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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