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角田裕毅のF1キャリアはあと8戦? 専門メディアが「かつてのペレスと同じ」ルートを辿る可能性を示唆... 「劇的な巻き返しがなければ、今季限りでシートを失う」

THE DIGEST編集部

2025.09.12

 一方、「敗者」には、当初はルーキーのなかで最も注目されていたキミ・アントネッリ(メルセデス)を挙げた。カナダGPでは3位表彰台も獲得するなど活躍した時期がありつつも、「本来ならさらに飛躍すべき局面で失速した」と中盤戦以降の戦いぶりに疑問を投げかけた。

 また同じルーキーのオリバー・ベアマン(ハース)もネガティブな印象が強いようだ。「非常に不安定で、イタリアGPでは10個目のペナルティポイントを受け、レース出場停止の瀬戸際に立たされている。いまだに期待に見合う『完成された週末』を見せていない」と厳しく指摘した。

 経験と実績が新天地で活かせるとの期待を受けながら、応えられていないのがカルロス・サインツ(ウィリアムズ)だ。「『順応期間』と片付けられないほどの苦戦を繰り返している。チームメイトのアルボンにはポイントで70点対16点と叩きのめされている」。
 
 チーム単位で「敗者」と分類されたのはアルピーヌ。「悪夢のような状況。車は競争力を欠き、ドライバー陣は安定せず、経営陣も何度も入れ替わった。現在はチャンピオンシップ最下位で孤立しつつある」と酷評されている。

 そして角田裕毅(レッドブル)も、残念ながら「敗者」のひとりに選定。「昨季末にレッドブルのシートを逃した際には、ツノダへの支持が大きく盛り上がり、今季第2戦後にようやくシニアチームでチャンスを掴んだ点は喜ばしかった。序盤は慎重にスタートしたものの、かつてのセルジオ・ペレスと同じように、欧州ラウンド復帰後にフォームが崩壊。チームメイトが3勝している車で、なんと7戦連続ノーポイント……」と、ここまでのシーズンを総括した。

 同メディアの指摘通り、昨季のペレスは第6戦マイアミGPまでに計103ポイントを獲得していたものの、ヨーロッパに舞台を移した第7戦エミリア・ロマーニャGP以降18レースで49ポイントと大失速している。

 前出のメキーズ代表の寸評では、「苦戦しているツノダからさらなる力を引き出せる兆しも見えている」とのポジティブな記述もあった。一方で「『RB21』の要素がどれだけ影響しているかは別として、結果を出せていないという事実は重い。ヨーロッパラウンド以降で劇的な巻き返しがなければ、今季限りでシートを失うと見られている」と、厳しい展望を示した。

構成●THE DIGEST編集部

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