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モータースポーツ

「自ら招いたダメージで進歩を台無しに」イタリアGP13位止まりの角田裕毅に各国メディアは低採点、酷評の嵐「確実に警鐘を鳴らす週末」

THE DIGEST編集部

2025.09.11

各国メディアから否定的な評価が下された角田。次戦以降で挽回できるか。(C) Getty Images

各国メディアから否定的な評価が下された角田。次戦以降で挽回できるか。(C) Getty Images

 F1レッドブルの角田裕毅は第16戦イタリアGPを9番グリッドからスタートし、13位でフィニッシュした。2戦連続ポイント獲得が期待されたレースで結果を残せなかった。

 ピットストップのタイミングに加え、周回のほぼ半分でトラフィックに巻き込まれた角田。さらに同じレッドブル・グループのリアム・ローソン(レーシングブルズ)との接触といった不運などにも見舞われて順位を落としたカーナンバー22は、レースペースも非常に悪く、優勝を飾ったチームメイトのマックス・フェルスタッペンから80秒以上遅れてチェッカーフラッグを受けた。
 
 予選で3戦ぶりのQ3進出を果たしたのはポジティブな点だったが、全体的には厳しい週末になったと言わざるを得ない。そんな日本人ドライバーには各国の専門メディアから軒並み低い評価が下された。

 例えば英国のモータースポーツ専門サイト『CRASH』は10点満点の採点で単独最低の「5」が下された。「1周の速さにおいては明らかな進歩を見せたが、レースペースではチームメイトとは比べものにならなかった」と、厳しい寸評を綴っている。

 同じく『RACE FANS』の採点は最低タイの「4」で「予選でもレースでも、フェルスタッペンからあまりにも離れすぎていた」とシビアだ。一方の『TOTAL MOTORSPORT』は及第点を超える「6.5」を付与して「予選では鋭さを見せたが、それを日曜日のポイント獲得には繋げられなかった。ローソンとの接触で貴重なタイムを失った」とレースを振り返った。

 英国のF1専門サイト『PLANETF1.COM』は、「またしても、彼にとって何もないレースとなった。その一方でチームメイトはポディウム中央に立っている。ツノダは9番グリッドからスタートしたが13位まで後退。ちなみに、ピットスタートだったレーシングブルズのアイザック・ハジャーはポイント圏内(10位)に入った。戦略が日本人ドライバーを助けなかったが、それでも少なくともポイント圏内に入るべきだった」と指摘し、採点は「4.5」としている。
 
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