ここまで及第点が並ぶなか、「7」と高い採点を下したのはスペインのF1専門サイト『F1i.com』だ。同メディアは「ツノダはRB21の性能を最大限に引き出し、好スタートを切って7位まで順位を上げた。ソフトタイヤで26周を走り切り、スムーズなオーバーテイクを決めて確実にポイント圏内を維持。効率的で、効果的、そして印象的な走りだった」と称賛した。
一方で去就については、「この日本人ドライバーにとっては、2026年のシート獲得争いの状況を考えると、全てが『遅すぎた、そして足りな過ぎた』結果になるかもしれない」と悲観的な見方を示した。
最後に英国のモータースポーツ専門サイト『THE RACE』は、今回も採点ではなくランキング形式でドライバーを評価した。角田を実際の順位から大きく下回る「15位」と辛口にジャッジし、「フェルスタッペンのペースには遠く及ばなかった」と厳しく総括した。「ツノダが今週末で最も注目を集めたのは、速さではなく、スプリント予選でのリアム・ローソン(レーシングブルズ)に対する激しい怒りだったという事実...それこそが、この週末のツノダの全てを物語っている」と記し、ローソンの疑惑の妨害に触れた。
各セッションについては、「1周のペースが非常に悪かった」と指摘。「スプリント予選については、2回目のアタックを開始できなかった点が敗退の一因となったが、それだけでなく、スピード不足と燃料搭載量を減らす必要性から2回走行の戦略を取らざるを得なかった状況も響いた。そしてそのペース不足は、本予選でも再び露呈した」と振り返り、厳しい論調を続けている。
「(予選アタックの)ターン15の進入で、走行ラインを外していたピエール・ガスリー(アルピーヌ)に気を取られてわずかにタイムを失ったとはいえ、RB21の性能を考えれば、そのようなギリギリの状況にはならなかったはずであり、実際その時点では10番手のオリバー・ベアマン(ハース)とほぼ同タイムだった」
「決勝の1周目では再び力強い走りを見せたが、カルロス・サインツ(ウィリアムズ)が非常に協力的に避けてくれたおかげで接触を免れた場面もあった。最終的に堅実に7位でフィニッシュしたが、防御の際にターン14で遅れてラインを変えた動きが原因で、ベアマンの怒りを買う結果にもなった」
レッドブル・グループのヘルムート・マルコ顧問が明言している来季ドライバー選考の“タイムリミット”は次戦メキシコGP。比較的順調だった決勝ペースはそのままに、予選アタックのパフォーマンスを向上させられれば、チームが求めているような上位入賞も不可能ではないはずだ。
構成●THE DIGEST編集部
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各セッションについては、「1周のペースが非常に悪かった」と指摘。「スプリント予選については、2回目のアタックを開始できなかった点が敗退の一因となったが、それだけでなく、スピード不足と燃料搭載量を減らす必要性から2回走行の戦略を取らざるを得なかった状況も響いた。そしてそのペース不足は、本予選でも再び露呈した」と振り返り、厳しい論調を続けている。
「(予選アタックの)ターン15の進入で、走行ラインを外していたピエール・ガスリー(アルピーヌ)に気を取られてわずかにタイムを失ったとはいえ、RB21の性能を考えれば、そのようなギリギリの状況にはならなかったはずであり、実際その時点では10番手のオリバー・ベアマン(ハース)とほぼ同タイムだった」
「決勝の1周目では再び力強い走りを見せたが、カルロス・サインツ(ウィリアムズ)が非常に協力的に避けてくれたおかげで接触を免れた場面もあった。最終的に堅実に7位でフィニッシュしたが、防御の際にターン14で遅れてラインを変えた動きが原因で、ベアマンの怒りを買う結果にもなった」
レッドブル・グループのヘルムート・マルコ顧問が明言している来季ドライバー選考の“タイムリミット”は次戦メキシコGP。比較的順調だった決勝ペースはそのままに、予選アタックのパフォーマンスを向上させられれば、チームが求めているような上位入賞も不可能ではないはずだ。
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