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ラグビー

リーグワンでは黄色が目印の小林賢太、代表に定着できたのはなぜか? 左プロップ転向が導いた覚醒

向風見也

2026.01.30

 この日は対するコベルコ神戸スティーラーズに20―22と惜敗も、51分間プレーの小林は「勝てなかったことは本当に悔しかったですけど、要所、要所でチームのスピリッツは見せられた」。よかった点を認める。

 かつ、向上心も保つ。

 いま伸ばしたいのは、接点でのサポートスキルだ。
 
 味方走者へ絡む防御役を寄せ付けない、もしくは引きはがすための、反応速度、腰の落とし方、腕や肩の差し込み方を磨きたい。攻めのテンポを加速させるためだ。

 それは「アグレッシブ・アタッキング」を部是とするサンゴリアスにおいても、そのサンゴリアスで指導歴のあるエディー・ジョーンズが率いて「超速ラグビー」と謳う日本代表においても、請われる要素である。

「自分の課題と、チームで必要とされる部分がリンクしている。そこでもっとパフォーマンスを発揮したいです」

 日本代表は近日中、今年の動きに向けた大型のスコッドを発表することになりそうだ。これまで選出されたメンバーのほか、しばらく代表を離れていた以前の常連組の復帰も待たれる。

 左プロップでは、2023年までに3度のワールドカップに出てきた稲垣啓太も再び名乗り出るかもしれない。

 紙森、木村を含む有力株と争うなか、小林はまず己と向き合う。

「セレクションは僕がコントロールできる部分ではない。まずはサンゴリアスでの1試合、1試合で強みを出していきます。それにサンゴリアスのなかでもコンペティション(レギュラー争い)はあります。そのなかで信頼される1番になることが、代表でプレーすることにも繋がる。先を見ず、目の前の試合へいい準備をしていきます」

 ちなみにナショナルチームにいる間は、契約メーカーの都合により普段と別な既製品のヘッドキャップを使う。

 際立つ黄色の小林が見られるのは、現在開催中のリーグワンだけだ。

取材・文●向風見也(ラグビーライター)

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