メインイベントでは、第三世代の永田裕志がオカダ・カズチカと対戦。

　永田は雪崩式エクスプロイダー、ナガタロックⅡ、バックドロップや蹴りをメインにした打撃でオカダに挑んでいくが、オカダはドロップキックで自分の距離をしっかり作りながら、永田の技の数々を噛み締めているように見えた。ツームストン・パイルドライバーが決まると、最後はバックドロップホールドを狙う永田を変形コブラクラッチで締め上げてギブアップ勝ち。

　試合後、オカダは実況席のテレビ朝日、野上慎平アナウンサーを呼び込みヒーローインタビューを敢行。「きょうの永田さんはダンディなおじさんだった」とオカダ節を炸裂させると「NJCを制してベルトを獲るのが僕の使命です」と優勝＆IWGP二冠獲りをアピールした。

　この結果を受けて、７月２日に行なわれる準々決勝では、石井対ヒロム、オカダ対石森の無差別級対決が決定した。
  ◆新日本プロレス◆
『ニュージャパンカップ2020』
2020年6月24日配信
会場非公表（無観客試合）
▼2回戦
●永田裕志（20分14秒　変形コブラクラッチオカダ・カズチカ○
●矢野通（9分17秒　リングアウト）高橋ヒロム○
●真壁刀義（13分28秒　体固め）石井智宏○
※垂直落下式ブレーンバスター
○石森太二（9分18秒　片エビ固め）金丸義信●
※ブラディークロス

文●どら増田

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