リング上が2人だけになると、エルボーの打ち合いから、EVILはレフェリーに内藤をぶつけて急所攻撃。しかし、内藤も急所攻撃で対抗すると、ジェイが乱入、EVILを攻撃するかに見せかけて、内藤にSSSを炸裂。だがここで飯伏が現れ、ジェイを排除するとEVILにハイキック。逃げるジェイを追いかけていった。EVILは再び急所攻撃から勝機を見出すも内藤はバレンティアからデスティーノで3カウント。内藤が激戦を制した。
試合後、再びジェイが内藤の前に現れて、内藤の手をあげると、挑戦権利証が入ったアタッシュケースを掲げてからマイクアピール。『レッスルキングダム15』初日の2021年1月4日ではなく、2日目の5日に権利を行使すると一方的にまくし立てると、飯伏が登場。アピールしながら逃げるジェイを再び追いかけていった。事態が落ち着いたのを見て、内藤がマイクを持ち、今年4度目となったEVIL戦の戦績をイーブンにしたことにより、とても晴れやかな表情で大会を締めている。
試合後、内藤は「東京ドームのメインイベント、一番最後に入場することが決定したわけでさ、ちょっとワクワクしちゃうよね。メインイベントに出たことはあるよ? でも、挑戦者として出たから、最後の入場ではなかった。それが今回は一番最後に入場できるわけでさ、想像しただけでワクワクしちゃうよ。こういうプロレスファン気質が抜けないあたり、俺らしいでしょ?」とコメント。王者として臨む東京ドームが楽しみでならない様子だ。
そしてジェイはZIMAを手に「ナイトー、カンパイ。だがイブシ、権利証はもう俺の物だ。イブシ、飲みたいか? お前が『G1』を優勝した時のように、もう一度祝杯を上げてもいいぞ!」と挑発した。
負けた飯伏は「残念だと思ったけど、反則じゃねえか。負けてないよ。全然負けてないよ。(手を叩きながら)3カウント、ロープ、なんでレフェリーは見てないの? 俺はチェックしたから。ちゃんとチェックしてから、3カウント叩いて。俺はまだ諦めてないから」と納得していない様子だ。
飯伏の動き次第では東京ドームのカードがこのまますんなりと決まるとは思えない。しかし次期シリーズはタッグリーグなだけに、飯伏がジェイにリベンジするチャンスはない可能性が高いだけに、今後の「諦めない」行動を注視したい。
◆新日本プロレス◆
『POWER STRUGLLE』
2020年11月7日
大阪・エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)第1競技場 観衆 2854人
▼IWGPヘビー級&IWGPインターコンチネンタルダブル選手権試合(60分1本勝負)
<王者>内藤哲也(33分08秒 片エビ固め)EVIL<挑戦者>
※デスティーノ
※内藤が防衛に成功
▼東京ドーム・IWGPヘビー級&IWGPインターコンチネンタルダブル王座挑戦権利証争奪戦(60分1本勝負)
<保持者>●飯伏幸太(18分47秒 逆さ押さえ込み)ジェイ・ホワイト○<挑戦者>
※権利証がジェイに移動
文●どら増田
試合後、再びジェイが内藤の前に現れて、内藤の手をあげると、挑戦権利証が入ったアタッシュケースを掲げてからマイクアピール。『レッスルキングダム15』初日の2021年1月4日ではなく、2日目の5日に権利を行使すると一方的にまくし立てると、飯伏が登場。アピールしながら逃げるジェイを再び追いかけていった。事態が落ち着いたのを見て、内藤がマイクを持ち、今年4度目となったEVIL戦の戦績をイーブンにしたことにより、とても晴れやかな表情で大会を締めている。
試合後、内藤は「東京ドームのメインイベント、一番最後に入場することが決定したわけでさ、ちょっとワクワクしちゃうよね。メインイベントに出たことはあるよ? でも、挑戦者として出たから、最後の入場ではなかった。それが今回は一番最後に入場できるわけでさ、想像しただけでワクワクしちゃうよ。こういうプロレスファン気質が抜けないあたり、俺らしいでしょ?」とコメント。王者として臨む東京ドームが楽しみでならない様子だ。
そしてジェイはZIMAを手に「ナイトー、カンパイ。だがイブシ、権利証はもう俺の物だ。イブシ、飲みたいか? お前が『G1』を優勝した時のように、もう一度祝杯を上げてもいいぞ!」と挑発した。
負けた飯伏は「残念だと思ったけど、反則じゃねえか。負けてないよ。全然負けてないよ。(手を叩きながら)3カウント、ロープ、なんでレフェリーは見てないの? 俺はチェックしたから。ちゃんとチェックしてから、3カウント叩いて。俺はまだ諦めてないから」と納得していない様子だ。
飯伏の動き次第では東京ドームのカードがこのまますんなりと決まるとは思えない。しかし次期シリーズはタッグリーグなだけに、飯伏がジェイにリベンジするチャンスはない可能性が高いだけに、今後の「諦めない」行動を注視したい。
◆新日本プロレス◆
『POWER STRUGLLE』
2020年11月7日
大阪・エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)第1競技場 観衆 2854人
▼IWGPヘビー級&IWGPインターコンチネンタルダブル選手権試合(60分1本勝負)
<王者>内藤哲也(33分08秒 片エビ固め)EVIL<挑戦者>
※デスティーノ
※内藤が防衛に成功
▼東京ドーム・IWGPヘビー級&IWGPインターコンチネンタルダブル王座挑戦権利証争奪戦(60分1本勝負)
<保持者>●飯伏幸太(18分47秒 逆さ押さえ込み)ジェイ・ホワイト○<挑戦者>
※権利証がジェイに移動
文●どら増田