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ラグビー

誰が呼んだか「死のプール」。イングランド、アルゼンチンらと同居する日本代表のラグビーW杯を日程から占う!

向風見也

2021.02.28

 振り返れば2015年のイングランド大会で、日本代表は南アフリカ代表から歴史的勝利を挙げた4日後にスコットランド代表に大敗。当時コーチングコーディネーターだった沢木敬介・現キヤノン監督は、「中3日となると、相当きつい。まず休息に充てないといけないから」と振り返る。

 ちなみにこのイングランド大会では、スコットランド代表戦以外の3試合を制している。

「そもそも、スケジュールはある程度イコールコンディションにしてやるのがいい。(他の大会と比べて)ワールドカップだけが特殊だった」
 
 藤井NTDも、過密日程下で強豪国とぶつかるのは過酷だと認識。フランス大会のスケジューリングには「その時に怪我人が出ていても『次までに戻れる』と思えるかもしれない」とメリットの多さを強調した。

「日程に関してはちょっと前から大体、情報が入っていてわかっていた。(試合と試合の)間がしっかり空けば何番目に何が来るかはあまり気にならないと思う」

 求める試合間隔が得られて「何番目に何(どの国)が来るかはあまり気にならない」と感じていたところへ、日本大会時と似た対戦順が付与されたのだ。決意は固まる。

「まずは1試合1試合しっかり戦うことから」

 変化は他にもある。大会登録メンバーの数は、それまでの31人から33人に増加。専門職のFW第1列、SHの層を分厚くできそうで、藤井NTDはこうも続ける。

「国内で(大会を)やる場合は(メンバーに)怪我人が出ても交代選手の移動がすぐにできたけど、フランスになると時差もあってそれが難しくなる。33名になったことは、国外からくるチームにとってはプラスになると思います」

 イングランド代表はスキルがあって身体も張れる司令塔のオーウェン・ファレル、空中戦と地上戦で際立つマロ・イトジェらを擁し、堅守と判断力が光る。アルゼンチン代表もハードタックラーのパブロ・マテーラを筆頭に、肉弾戦で激しい。
 

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