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モータースポーツ

角田裕毅のキャリアは初物尽くしに⁉ 2000年代初のF1ドライバーの稀少性を海外メディアが紹介!

THE DIGEST編集部

2021.03.01

 同メディアによれば、他に1900年代以外に生まれたF1ドライバーは7人(下記)ということで、いずれも1800年代に誕生した者である。

フィリップ・エタンセラン:1896年12月28日
ルイジ・ファジオーリ:1898年6月9日
クレメンテ・ビオンデッティ:1898年8月18日
アーサー・レガート:1898年11月1日
ルイ・シロン:1899年8月3日
ピエロ・ドゥシオ:1899年10月13日
アドルフ・ブルーデス:1899年10月15日

 1900年代の初頭にグランプリレースがスタートし、F1という統一規格でのグランプリが歴史の幕を開けたのが1950年。ということは、これらの7人はいずれもF1参戦時には50歳を超えていたことになる(当時のドライバーの大多数は30~40歳代)。
 
 ちなみに、イタリア人のファジオーリは、50年のドライバーズランキングで、同じアルファロメオに属していたジュゼッペ・ファリーナ、ファン・マヌエル・ファンジオに次いで3位につけ、翌年にはフランスGPで優勝も飾った名ドライバーである。

 こうした黎明期の偉人との共通点を持つ、現時点で唯一のF1ドライバーである角田。無限の可能性を持つルーキーは、新世代の旗頭として、2000年代生まれで初のポールポジション、ファステストラップ、優勝、さらに1900年代生まれ以外で初の年間王者など、初物尽くしの記録に彩られたキャリアを構築できるだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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