Ａ氏は「彼女たちは好き勝手にいじめを繰り返していた。当時の選手も先生もみんな知っていたことで、全員が証人です」と綴り、具体的な暴行内容を次から次へと暴露した。

「姉妹のうちのひとりと同部屋になったとき、彼女がシャワーを浴びている間に着替えの服やタオル、下着を準備しておくように指示された」

「加害者グループのひとりが財布を紛失したことがあった。私はその容疑をかけられ、絶対に自分ではないと強く否定したが聞いてもらえず、最後は姉妹が監督に『こいつが犯人です』と密告。信じた監督は『お前がやったと言うまで殴るぞ！』と言って、連続して40回くらいは頬をビンタされた。身の危険を感じて『盗みました』と伝えると、次の日からずっと泥棒扱いされた」

「なぜか姉妹はチームメイトたちの両親が合宿所に来るのを嫌った。私はそれでもこっそり会ったりしていたが、それがバレたとき、濡れたタオルやハンガーで激しく殴打された。よく口の中が血だらけになっていた。歯の矯正器具を付けたまま殴られたからだ」

「ある試合で私は足首に大怪我を負った。痛くて泣いている私のところに姉妹が近づいてきて、『嘘だろ！ 痛いフリをするな！ 歯を食いしばってでも出ろ！』と。さんざん暴言を吐かれ、試合後に宿泊施設に戻ってからまた、いじめに遭った」
 
　告発のすべてが事実だとすれば、被害者にとってはまさに生き地獄だっただろう。はたして今回の暴露に対して、姉妹からなにかしらの反論やレスポンスはあるのか、注目が集まる。

　最後にＡ氏は「出場停止や代表除外は一時的な処分だと思うのです。時間が経って鎮静化すれば、解除されるに違いありません」と危惧。「私たちのような被害者を二度と出さないためにも、彼女たちを放置しておいてはいけない」と、あらためて永久追放などの厳罰を求めた。

構成●THE DIGEST編集部

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