一方の敗れたオカダは、「まあ、IWGP世界ヘビー級よりもダサいのがオカダ・カズチカだということがわかったんじゃないですかねぇ。相当ダサいよ、オカダ・カズチカ。あんなこと言っといてね。 ああ、ダセぇ！クソダセぇよ」と自らの不甲斐なさを嘆いた。

「オカダならこの状況を打破してくれるだろうと思ってた皆さんには申し訳ないし、IWGPにも申し訳ないと思いますし、クソダセぇな、本当。でも、現時点ではEVILより強くて、鷹木よりも弱いということがわかりました」

　続けて、「どっか痛いとか、そんなの言い訳にも何もならない。どっか痛くても立ち上がって闘ってるのがプロレスラーですから」と語ったオカダは、「また、新日本プロレスの頂上まで登っていきたいなと思います。ただ、本当に今日はクソダセぇ。情けないにも程があるな……」と自分自身に終始、呆れかえっていた。 ◆新日本プロレス◆
『ニュージャパンカップ2021』
2021年3月6日
東京・大田区総合体育館
観衆　1410人
▼『ニュージャパンカップ2021』1回戦（時間無制限1本勝負）
●オカダ・カズチカ（23分58秒　片エビ固め）鷹木信悟○
※ラスト・オブ・ザ・ドラゴン

文●どら増田