一方、「肯定派」は、「まだ3レースを終えただけであり、それでF1でレースをする価値がないと判断するのは時期尚早だ」と主張。自業自得とはいえ、前述の問題行動で厳しい視線を浴びながら新たなカテゴリーに臨まなければならなかったという状況は、彼にとってハンデになったという。
ドライビングについては、バーレーンGPでは確かにミスは多かったが、レースを重ねるごとにそれは減っていっており、本人も自信を深めつつあると見ている。そして、F2で2勝(ミックと同数)を挙げて年間王者を争ってきた(最終順位は5位)ことからも、高いポテンシャルを秘めているドライバーであるということだ。
ミスということでは、角田もイモラでは予選、決勝でスピンを喫し、ポルティマオでは遅いペースを余儀なくされており、彼が駆るアルファタウリよりも性能が劣り、扱いが難しいハースのハンドルを握るマゼピンには、適応のための相応の時間が与えられるべきだと訴えた。
ハースのチーム代表を務めるギュンター・シュタイナーは、マゼピンについて「彼は少し“バッドボーイ”なところがあり、それが多くの注目を集めてしまっているが、それは彼のドライビングに影響しない。現時点でミックが少し優位に立っているが、どちらが良くて、どちらが悪いとは言えない。ニキータがスピードを上げるのに、もう少し待つ必要がある。我々は全てに対し、忍耐強くなければならない」と語っている。
当のマゼピン本人は、2戦目以降ではポジティブなコメントも残しており、自身の進化や自信を感じているのかもしれないが、それが間もなく開幕するスペインGPで目に見える形で表われるかどうか、注意深く見守る必要がある。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】ボッタスのマシンはほぼ全損…イモラGPで最も話題となったラッセルとの派手なクラッシュシーン
ドライビングについては、バーレーンGPでは確かにミスは多かったが、レースを重ねるごとにそれは減っていっており、本人も自信を深めつつあると見ている。そして、F2で2勝(ミックと同数)を挙げて年間王者を争ってきた(最終順位は5位)ことからも、高いポテンシャルを秘めているドライバーであるということだ。
ミスということでは、角田もイモラでは予選、決勝でスピンを喫し、ポルティマオでは遅いペースを余儀なくされており、彼が駆るアルファタウリよりも性能が劣り、扱いが難しいハースのハンドルを握るマゼピンには、適応のための相応の時間が与えられるべきだと訴えた。
ハースのチーム代表を務めるギュンター・シュタイナーは、マゼピンについて「彼は少し“バッドボーイ”なところがあり、それが多くの注目を集めてしまっているが、それは彼のドライビングに影響しない。現時点でミックが少し優位に立っているが、どちらが良くて、どちらが悪いとは言えない。ニキータがスピードを上げるのに、もう少し待つ必要がある。我々は全てに対し、忍耐強くなければならない」と語っている。
当のマゼピン本人は、2戦目以降ではポジティブなコメントも残しており、自身の進化や自信を感じているのかもしれないが、それが間もなく開幕するスペインGPで目に見える形で表われるかどうか、注意深く見守る必要がある。
構成●THE DIGEST編集部
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