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マゼピンの度重なるミスに嘲笑や皮肉の声が殺到! チーム代表は「懸命に努力している」と擁護も…

THE DIGEST編集部

2021.04.17

開幕戦からミスを重ねるマゼピン。FP1では2度にわたってスピンを喫した。(C)Getty Images

開幕戦からミスを重ねるマゼピン。FP1では2度にわたってスピンを喫した。(C)Getty Images

 今季のF1は3人のドライバーが新たにデビューした。

 ハースのミック・シューマッハーは、昨季のF2王者であり、伝説のドライバーを父親に持つということで戦前から最も注目を浴びていた。そして、アルファタウリの角田裕毅は、実際にここまで随所で非凡さを示し、開幕戦バーレーンGPの9位入賞でF1界の主役のひとりとなった。

 そして、3人目がミックのチームメイトであるニキータ・マゼピンだ。下部カテゴリーでは荒っぽいドライビングやマナーの欠如で悪評が絶えず、プライベートでは不適切な動画で批判を浴びるなど、デビュー前から厳しい視線を向けられていた22歳は、最高峰の舞台でスピンを繰り返し、悪い意味で注目を集めてしまっている。
 
 バーレーンGPでは各セッションでコースアウトし、決勝でもわずか25秒でデビューレースを終えた。さらに、リベンジを期したイモラでの第2戦でも、初日のフリー走行(FP)1回目で2度もスピン…。2度目はチェッカーフラッグが振られた後、リバッツァの立ち上がりで縁石に乗ってコントロールを失い、他ドライバーの最後のフライングラップを妨げる結果となった。

 FP1では1分18秒823で(20人中)18位、FP2では1分17秒857で最下位と、いずれもトップから約2.3秒遅れという結果となり、マゼピンは「ポジティブな1日であり、車から多くのことを学んだ。FP1では修正できないミスを犯したが、全体的には良いセッションだった。僕はいつもベストを尽くしている。間違いを犯したと思いながらベッドに入りたくはない。気持ちはもう明日に向いている」と一日を振り返っている。

 本人はポジティブだが、外部から見れば「またやらかした」という印象の方が強いようで、母国ロシアのメディア『Sport RIA Novosti』は「彼はFP1で2度コースを離れた。そしてF1はこれに激しく反応し、SNSで嘲笑した」と綴り、幾つかの投稿を紹介している。
 
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