▲選手にはランク(S,A,B,C,D)が設定されている(※Sが一番高いランクとなる)。ランクによってレベルの上限や特殊能力の有無などで性能差はあるが、その選手の特徴(打球の弾道や投げられる変化球の球種)はD、Cランクでも再現されている
▲ベース球団に千葉ロッテマリーンズを選んで3週間ほど『プロスピA』をプレイした筆者のオーダー。自球団の選手が確定で出現する契約書やスカウトで入手した主力(二木、唐川、マーティン、荻野etc……)と他球団の有名選手が並ぶ。
■タップ操作での打つ、投げるが気持ちいい試合パート
元々は家庭用ゲーム機で野球選手の姿や動きをリアルに再現した野球ゲームとしてスタートした「プロ野球スピリッツ」シリーズ。『プロスピA』の試合パートはスマートフォンというデバイスに最適化した操作を採用しつつ、過去作で培われたノウハウが随所に落とし込まれているのが特徴だ。
▲『プロスピA』の試合は、基本的にはオートでイニングが消化されていき、勝敗の分かれ目になりそうなチャンス/ピンチの場面になると、”出番だ!”の合図とともに、プレイヤーが直接操作を行なうパートへと移行する
プレイヤーの出番がやって来るのは1試合おおよそ3回、しかも打撃か投球のみを担当する形式なため、『プロスピA』の試合は1回数分で終わるハイテンポさだが、そこで行なわれる打撃と投球に関しては、「プロスピ」シリーズおなじみの本格仕様となっている。
まず「プロスピ」シリーズのピッチャー対バッターの勝負は、ピッチャーがどんなスピードの球を投げたかによって、バッターの球速に対する対応力が1球ごとに変化するため、配球を意識してプレイしたほうがいい結果に繋がりやすくなっている。
操作面では投球時も打撃時も、画面をタップするタイミングがポイント。バットをスイングするタイミングが重要なのはもちろん、ピッチャーを操作している際は投球モーションにあわせてタップし、適切なタイミングでボールをリリースしなければ、『プロスピA』では思い通りのコースに投げわけることができない。また定期的に開催されるイベントの中には盗塁や守備にチャレンジするミニゲームなどがあるが、その際も同様に走り出しや送球時にタイミングのいい画面タップが求められる。
コントローラーでの操作に慣れている人間にとっては多少の慣れは必要だが、ある程度プレイを続けてコツを掴めば、指1本で家庭用ゲーム機の野球ゲームと同じレベルの選手操作が可能になる。特定の球団、選手のファン、ドリームチーム作りにそれほど興味がなくても、アクション(操作)性の高いモバイルゲームとして楽しめるはずだ。
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