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モータースポーツ

「限界まで突っ込んでも…」“昇り調子”の角田裕毅、フランスGPに向けて独自展望! 英メディアでも高まる期待

THE DIGEST編集部

2021.06.17

「かなりフラットなコースで、過去2戦とは異なりウォールはありません。ランオフエリアがかなり広く取られているので、限界まで突っ込んでも、そこまで注意する必要はありません」と角田が語るポール・リカール。フランツ・トスト代表は以前、角田について「限界点を知る必要がある」と課題を挙げていたが、このコースはルーキーのスピードをどこまで引き出すのだろうか。

「低速右コーナーがひとつもないので、うまく機能していたアゼルバイジャンGPとはセットアップも大きく異なるでしょう。あらゆる意味で完全に異なるコースですが、楽しみにしていますし、またポイントを持ち帰りたいと思っています」と抱負を語った角田。ちなみにチームの公式サイトでは、ピエール・ガスリーとの「抱腹絶倒」対談の動画がアップされ、チームメイトと楽しいひと時を過ごしている様子も見せた。
 
 バクーで再浮上のきっかけを掴み、今週末からは今後に大きな影響を与えるかもしれない重要な3連戦(フランスGP、シュタイアーマルクGP、オーストリアGP)に臨む。

 そんな日本人ルーキーについて、英国の専門メディア『THE RACE』は「チームにとっては、支援するのにリスクの伴うドライバーだが、その分、見返りが非常に高いことをトスト代表も承知しており、実際にその証拠を角田はこれまでに多く示している」と、厳しい目を向けながらも、それ以上の期待を寄せている。

構成●THE DIGEST編集部
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