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バレーボール

【日本女子バレー序列予想】五輪出場12名の顔ぶれはどうなる? 固定メンバーが多いなかで一考の余地があるのは…

THE DIGEST編集部

2021.06.26

<ミドルブロッカー>
◎荒木絵里香
◎島村春世
○奥村麻依
△山田二千華
△芥川愛加

 主将の荒木は四大会連続出場で間違いない。36歳とチーム最年長だが、高さやパワーで勝る相手に対しても最後の最後まで諦めず追う姿勢、絶対に食らいついて仕留めてやると向かっていく姿はチーム内でも荒木に勝る選手はいない。経験値、ミドルブロッカーとしての存在感を含め、現在の日本女子バレーボール界において唯一無二の存在だ。

 ワールドカップには奥村、芥川が出場したが、腰のケガ、手術を経て復帰した島村がネーションズリーグでは大活躍。Vリーグでもスパイク賞を受賞したように、攻撃でアピールし決勝ラウンドのブラジル戦でも劣勢から1セット奪取の原動力となった。

 アンダーカテゴリー日本代表として活躍し、高さや将来性は抜群の山田や攻撃のバリエーションが多彩な芥川も含め、甲乙つけがたいメンバーではあるが、荒木に次いで攻撃面の高さで島村、ブロック力で奥村の選出が濃厚だ。
 
<リベロ>
◎小幡真子
△井上琴絵

 所属するJTでも主将を務める小幡は、ネーションズリーグのコート内でも味方を鼓舞し、強打を拾う。抜群のリーダーシップを発揮した。プレー面のみならずタイムアウト時も率先して声をかけるなど、チームを牽引する姿勢に中田監督から寄せられる期待も大きい。ネーションズリーグでも大半の試合でリベロとして出場した小幡の選出が濃厚だ。

 対する井上も中盤からは試合出場の機会が増え、スピードを活かした広い守備範囲をカバーする運動能力。海外経験も重ねて磨いたレシーブ力で存在感を発揮、プレー面には定評があるだけに井上を望む声も高いが、現状では小幡が一歩リードか。

構成●THE DIGEST編集部

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