一方、自国の選手が快挙を達成したスロベニアでは、多くのメディアがこれを取り上げており、通信社『STA』は「ヨルジッチが世界ランク４位の張本に驚異的な勝利。この偉業はスロベニアにとって史上最高の結果である」、専門メディア『Sio1NET.』は「並外れたヨルジッチが世界４位の選手に衝撃を与える。７月30日（23歳）に誕生日を迎える彼は、その前に美しい贈り物を手にした」と、センセーショナルな勝利を伝えている。
  　また、張本のトレードマークとも言える得点後の“絶叫”に触れたのは総合メディア
『VECER』で、「日本人は常に叫び、スロベニア人は常に勝ち」とのやや皮肉めいたタイトルをつけた記事において、ヨルジッチの「張本はいつも大きな声を上げていたが、あまり気にならなかった。彼からの圧力に、私は屈しなかった」とのコメントを紹介。また、「五輪の魅力とは、ヨルジッチのような選手を国民全員が応援し、一緒に戦うことだ」と綴って、偉大な勝利への喜びを強調した。

構成●THE DIGEST編集部

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