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モータースポーツ

初トルコで角田裕毅がガスリーに迫る好走! 海外メディアはFワードを使った“無線”に注目「良いセッションではなかったようだ」

THE DIGEST編集部

2021.10.09

 海外専門メディアでは、イタリアの『MOTORIONLINE』が「イスタンブールのコースでデビューを飾った日本人ルーキーは、FP1ではコーナーの感触を掴むことに時間を費やし18番手に止まったが、FP2では状況が変わり、9番手のガスリーに肉迫するタイムを弾き出し、アントニオ・ジョビナッツィを挟んでの11番手につけた。彼にとって、今後のセッションで重要な要素となるのは天候だろう」と分析。また、イギリスの『planetf1』は「このところ自信を高めているツノダは、それを活かして今予選でのトップ10入りを狙っている」と報じた。

 今回のFP1では角田がアルファロメオのマシンに対し、無線でFワードと「idiot(馬鹿者)」という言葉を使って罵ったことを、伊メディア『MOTORIONLINE』や英メディア『GPBLOG』が取り上げ、後者は「これでアタックラップをキャンセルした角田にとって、良いセッションではなかったようだ」と記している。
 
 なお、本来であれば日本GPが開催されていたはずのこの週末、今季でF1から撤退するホンダのパワーユニットを積むレッドブルはスペシャルカラーのマシンで臨み、アルファタウリもリアウイングに「ありがとう」の文字を掲出したことが話題になっているが、角田は今GP前に「今回は特別な週末です。残念ながら日本ではドライビングが見せられませんが、トルコGPでは日本のファンのために頑張ります」と意気込みを語っていた。

『GPBLOG』は「初日はレッドブル・グループの中でツノダだけがトップ10から落ちた」と報じるとともに、ホンダの田辺豊治テクニカルディレクターの「4台全てが強力なレースを展開することを望んでいる」とのコメントを紹介している。

 自身のレースキャリアにおいて常に重要な役割を担ってくれたホンダへの恩返しを果たす角田にとって、今予選、決勝で良い結果を残せるだろうか。要注目だ。

構成●THE DIGEST編集部
 

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