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モータースポーツ

角田裕毅、全ドライバーが“同条件”のカタールGPで「言い訳は許されない」と専門メディアが指摘。「直近の3戦で最も簡単」と本人も自信

THE DIGEST編集部

2021.11.18

「コース上では、物事は僕が望んでいたほどスムーズに進みませんでした。適応はかなり良かったと思いますが、1時間のフリー走行で(スプリント予選の)予選に入るのはかなりトリッキーでした。加えて、スプリント予選ではスタートが悪く、決勝レースではストロールとの事故でダメージを車が受け、以降はドライビングが本当に困難でした」

 その上で、再び通常のスケジュールに戻るカタールでの週末を彼は喜ぶとともに、「ある意味、今回は誰もレースをしたことがなく同等の条件にあるという点で、カタールは僕にとって、直近の3レースの中では最も簡単なものになると思います。メキシコやサンパウロよりもコースが直線的に見えるので、より速く覚えることも簡単なはずです」と、初体験のコースへの期待と自信を窺わせた。
 
 そのようなルーキーに対し、幾つかの海外専門メディアも言及。フランスの『Motorsport NEXTGEN-AUTO.com』は「カタールでは全ドライバーがタイの条件となるが、これはアルファタウリのルーキーにとっては有利な状況と言えないだろうか? ゆえに、週末に同僚ピエール・ガスリーやチームを十分に助けられなかった場合、ツノダには言い訳が許されないだろう」と綴り、角田にとっては正念場のレースであるとも指摘する。

 一方、イタリアの『MOTORIONLINE』は、「ツノダはカタールで重要な答えを探している。インテルラゴスで失望を味わった日本人ドライバーは、オースティン(アメリカGP)とメキシコシティで得た良いフィーリングを再び見つけたいと考えており、それが金曜日のフリー走行から献身性と集中力や力強さを発揮して仕事に打ち込むよう、彼を駆り立てる」として、角田の巻き返しに期待を寄せている。

構成●THE DIGEST編集部

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