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朝日杯FSで推したいのは、セリフォスを超える魅力のジオグリフ!ドウデュース、ドーブネが見劣りするのは仕方ない

三好達彦

2021.12.17

 ダノンスコーピオンは、GⅠレース9勝の歴史的名牝アーモンドアイを出すなど、いまや現役ナンバーワン種牡馬の座を確たるものとしたロードカナロアの産駒。重賞経験がなく、ここまでの2戦ともがクビ差勝ちと、印象は地味だが、競って負けないというのも優駿にとっては欠かせない要素。4か月半ぶりの前走、萩ステークス(L)をひと叩きされて、調子を上げているのは明らか。ここが試金石の一戦となる。
 
 その他で気になるのは、2戦2勝のハーツクライ産駒ドウデュース(牡2歳/栗東・友道康夫厩舎)と、藤田晋オーナーがセリ市(千葉サラブレッドセール)において5億円超の高額で購買したディープインパクト産駒のドーブネ(牡2歳/栗東・武幸四郎厩舎)あたりとなろうか。ただ現時点での評価として、上位3より見劣りがするのは仕方あるまい。

 最後に大駆けの可能性を感じる1頭を挙げるとすれば、モーリス産駒のアルナシーム(牡2歳/栗東・橋口慎介厩舎)。前走の東京スポーツ杯2歳ステークスは後方から一気にまくって4コーナーで先頭に立つ積極策が不発に終わって6着に敗れたが、うまくレースの流れに乗れれば上位進出もあるのではないかと、“穴党”の筆者は密かに期待している。

構成●THE DIGEST編集部

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